深刻な細菌感染症のため緊急入院していたマドンナが7月10日(現地時間)、SNSで現在の体調を報告するとともに、ファンや家族のサポートへの感謝の言葉を綴りました。

「皆さんのポジティブなエネルギー、祈り、そして癒しと励ましの言葉に感謝しています」とInstagramに投稿したクイーン・オブ・ポップ”は、「回復に向かっている」として、「人生に与えられたすべての恵みに、本当に感謝しています」と述べました。

マドンナは6月下旬、深刻な細菌感染症のため集中治療室(ICU)に運び込まれ、長年マネージャーを務めるガイ・オセアリー氏がSNSで、次のように状況を説明していました。

「マドンナは深刻な細菌感染症のため、数日間ICUに入ることになりました。改善傾向にありますが、まだ治療が続いています。ただ、完全な回復が見込まれています」

オセアリー氏はまた、予定していたマドンナのキャリア40周年を記念する「セレブレーション・ツアー」の日程を、延期する必要があることも明らかにしました。

当初、84日間をかけて世界各地を巡るワールドツアーは、カナダのバンクーバーを皮切りに、7月15日からスタートする予定でした。

madonna breaks her silence on hospitalization
courtesy of Madonna via Instagram

そのほかマドンナのSNSへの投稿には、次のようにも綴られています。

「病院で目が覚めたときに最初に考えたのは、子どもたちのことでした。そして次に、私のツアーのチケットを買ってくれた誰のことも、がっかりさせたくなかった、と思いました。私のショーのためにここ数カ月、休むことなく一緒に働いてくれていた人たちのことも、失望させたくありませんでした」
「いま、何より重視しているのは、自分の健康のこと、強くなることです。できる限り、早く戻ってくることを約束します」
「現在、北米での公演のスケジュールを変更し、欧州では10月からツアーを開始することを計画しています」

マドンナはこの投稿を、「皆さんのご心配とご支援には、感謝しきれないほど、感謝しています」と締めくくりました。

From: Harper's BAZAAR JP