世界中で大ヒット中のマーベル最新作『エターナルズ』。 「アカデミー賞」受賞歴のあるクロエ・ジャオ監督率いる豪華出演陣や、“今までのマーベル作品とは一線を画す作品”として話題となっており、印象に残る数々のシーンのなかには、同性愛を描いた場面も。

本記事では、同性愛描写によって一部の中東の国で上映禁止となった事実に対して、アンジェリーナ・ジョリーが示した見解をお届けします。

2021年には『ブラック・ウィドウ』や『シャン・チー テン・リングスの伝説』が大ヒットを遂げ、勢いが止まらないマーベル・スタジオの最新作として公開された『エターナルズ』。

マーベル作品で初のセックスシーンなど、今までにない新しい設定や試みが楽しめる作品として話題となるなか、同性愛者が主要登場人物として含まれるのも今回が初。作中では、10人の“エターナルズ”のなかのひとりである「ファストス」が、同性のパートナーと家族を築く同性愛者として描かれています。

ところが、サウジアラビアやクウェート、カタールなど、同性愛を禁じている一部の国では、同性愛者同士のキスシーンがあるという理由で上映が禁止されることに。<デッドライン>によれば、ディズニーはこれらの国から「同性愛描写を含むシーンのカット」を要請されるも、これを拒否。そのため上映は禁止となっているんだそう。

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同作でセナ役を演じたアンジェリーナ・ジョリーは、この事実に対して「とても悲しい」とコメント。

「同性愛描写のあるシーンをカットしないというマーベル・スタジオの決断に誇りを感じています」
「現代を生きながら、ファストスのような生き方の美しさに対して拒絶をする人々がいるということを、まだ理解できずにいます」

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

Digital Spy