過去に摂食障害を患っていたことを告白している、歌手のデミ・ロヴァート(28歳)。そんなデミが、摂食障害からの回復がどれだけ困難なものか、そして「人の体についてコメントするときは慎重になるべき」と、メッセージを発信。

ストレスなどが原因で、食欲のコントロールができず食べすぎてしまったりと、様々な問題があらわれる摂食障害。10代の頃から摂食障害と闘ってきたデミは、先日Instagramのストーリーズで、「人の体型についてコメントすべきではない」と投稿。

 
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「痩せていることを褒めるのは、摂食障害から回復している人にとっては、傷つく可能性があります。相手の食に対する向き合い方や過去を知らないなら、その人の体型についてコメントするべきではありません」

「悪気がなくても、言われたほうはその発言を気にしてしまい、夜中に目が覚めてしまうことだってあるんです」
 
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「たまには、褒められたことで気分が良くなるかもしれない。けれど頭の中では、摂食障害に支配されているもう一人の自分が、『人はやっぱり痩せている人の方が好き』とか『食べる量を減らせば、もっと体重を減らすことができる』と言ってくる声が聞こえてくるのです」

「体型について褒められると、同時にこうも思います。『じゃあ、彼らは今まで私の体についてどう思っていたんだろう?』と。私にとってこの体は何よりも大切なもの――毎日そう思えるように闘っています。だからどうか、“体型だけで判断されている”という気持ちを、私が思い出さないようにこのような発言を控えてください」
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才能あふれる歌手であるだけでなく、重要な問題についても勇気を持って発言し続けるデミ。摂食障害で苦しむすべての人を代弁して、ファンへ配慮ある言動を呼びかけたデミを、今後も応援していきたいですね。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: Marie Abe

COSMOPOLITAN US