整形手術を受けた経験をオープンにしている、人気ラッパーのカーディ・B。いつも自信満々に見える彼女だけど、思春期に外見をからかわれたことがあり、整形手術を受ける前は自分に自信を持てなかったと明かした

2月23日(現地時間)、歌手マライア・キャリーとの『Interview』での対談で、こう説明したカーディ。

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Jon Kopaloff//Getty Images
「私はニューヨーク出身。ニューヨーク、特に私が育ったブロンクスは人種のるつぼだった」

「若いときは痩せていたんだけど、ブロンクスでは、グラマーな体にお尻が大きいのが重要。だから若い男の子たちに、『平らなお尻。胸も全くない』ってからかわれた。そのせいで自分は醜くて、発育が遅れている気がしてた」

そこで18歳でストリップクラブで働き始めてからは、整形手術でコンプレックスを解消することに。

「18歳でダンサーになってから、豊胸手術を受けられるだけのお金を稼いで、やっと胸に対して自信を持てた」
「20歳になってから都会のストリップクラブに移ったんだけど、そこでは大きいお尻が好まれていた。それでまた高校生の頃に戻ったみたいに自信を失って。だからお尻も手術することにした」
整形手術を受けた経験を明らかにしている、人気ラッパーのカーディ・b。いつも自信満々に見える彼女だけど、思春期に男の子に外見をからかわれたことで、整形手術を受ける前は自分に自信が持てなかったことを明かした。
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カーディにとって、整形手術は自分のベストを作り出す手助けをしてくれたもので、そこから「本当に自信を持てた」という。

実は過去の豊尻術では、術後数日間にわたって、お尻から液体が漏れ出たという衝撃の事実を明かしたこともあったカーディ。さらに、コンサート直前に受けた脂肪吸引手術によるトラブルで、コンサートをキャンセルせざるを得なくなったことも。この経験からもう整形手術はしないと話し、今では体を鍛えるためにワークアウトをしているそう。それでも、過去の整形手術に後悔はないとのこと。

他にもカーディは、思春期に悩んだ、髪の毛のエピソードについても明かした。

「私はトリニダード・トバゴとドミニカ(共和国)のミックス。多くのドミニカ人には、柔らかくて、素敵なカーリーヘアっていう典型的な特徴がある。でも幼いとき、私はどうやって髪のケアをすればいいかわからなかった。だから男の子たちに『ドミニカ人なのに、なんで髪の毛が縮れてるの?』って変な質問をされたこともあった」
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そんな髪のコンプレックスを解消するために、ヘアケア方法を自分で研究したのだとか。

「ヘアパックを手作りして、自分の髪をケアしてる。それによって気分が良くなって、周りの人々が言うことが事実ではないと思える。私の髪が素敵じゃなかったのは、縮れているからではなく、ケアの仕方を知らなかったから」

昨年6月には、このヘアパックの作り方と娘カルチャーちゃんにも、ヘアパックをしていることをSNSに投稿し、話題に。

整形手術は賛否両論あるけれど、自分自身の経験や過去のコンプレックスをオープンに話してくれるカーディはかっこいい!