人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』と続編の『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章(AJLT)』に出演するクリスティン・デイヴィスは、その外見について頻繁に、ひどい言葉を投げつけられてきた。

ボトックスやフィラー注入の「トゥウィークメント(手術を伴わない処置)」を受けたことを打ち明けているクリスティンは、出演したテレビ番組『エンターテイメント・トゥナイト』で、こうした施術を受ける女性に対しての「シェイミング(恥ずかしいことであるとの批判)」を非難。特に女性たちによる、そうした対応に反発している。

施術を受けた後、それを秘密にする女性が多いことについてクリスティンは、次のように語っている。

「オープンに話すことができないのは、ほかの人たち、主に女性から批判されるためだと思います」「とても悲しいことです。そうでなくても、私たちにはすでに十分問題があるのに。お互いを批判し合う必要などありません。時間の無駄です。それに、(人を)傷付けます」

kristin davis on women who "shame" others for plastic surgerypinterest
Gilbert Carrasquillo//Getty Images

「私たちは、できる限りのことをしています。誰もが最善を尽くしています。そして、誰でも自分なりの選択をすることができます。そうですよね?」「でも、ほかの人たちの選択、間違い、何であれ、批判するべきではないわ…誰の助けにもなりません」「それはただ、もっとクリックしてもらえるとか、そういったことです」

クリスティンはこのインタビューの少し前、『テレグラフ』紙に対しても、自身が受けた施術について語っている。テレビに出演しているために、変化する自らの外見と常に向き合わなければならないこと、一定の基準に達しているべきとの社会からプレッシャーを受けていることが、関係しているという。

「若い頃の自分と常に向き合うのは、つらいことです。また、いつでもその頃と同じ外見である必要はないのだということを、忘れずにいるのも難しいことです」

クリスティンは、インターネットの世界は彼女たちに、若いころのままでい続けることを願うと同時に、そうあってほしくないとも願っているとして、それは「とても矛盾したこと」だと指摘している。

From COSMOPOLITAN UK