映画『ブギーナイツ』や『アリスのままで』など、数々の代表作で知られるアメリカ出身のベテラン女優、ジュリアン・ムーア(59歳)。二児の母でもある彼女が、2015年にニューヨークの自宅を売却し、より人里離れた場所へ引っ越した理由が明らかに。

彼女は2015年に、ニューヨーク州のリゾート地であるイーストハンプトンに佇むコテージを売りに出している。<Page Six>の報道によると、そのきっかけはこの家の中で見知らぬ人に遭遇したことだったよう。ある朝、彼女は自宅のソファの上で酔って眠っている女性を発見したのだとか…。

それまでにも、観光の一環としてセレブの家を探し出そうとするファンたちに遭遇することはあったジュリアンだったけれど、さすがにこの時は身の危険を感じ、家を売却するという手段をとることに。

その後ジュリアンと夫は、息子のケイレブ君と娘のリヴちゃんを連れてよりプライベートな家へお引越し。今度は人里離れた場所にある物件で、敷地内にゲート付き車道も完備した家を選んだとのこと。ちなみに、ジュリアン宅で寝ていた女性が何のために侵入したのかは明らかになっていない様子。

"bel canto" new york premiere
Gary Gershoff//Getty Images

▲ジュリアンと夫のバート・フレインドリッチ

セレブの自宅に不審者が侵入するという事件は、他にも度々報告されている。オスカー女優のサンドラ・ブロックの場合、2015年に彼女の在宅中に不審者が家に侵入。クローゼットの中に隠れたサンドラが、緊迫した様子で警察に助けを求める通話記録が後に公開されたことも。

また歌手のテイラー・スウィフトは、2019年にロードアイランドの自宅周辺をうろつく男性が現れ、のちに男性は警察に拘束された。不審者のバックパックの中には住居侵入のための道具や武器が入っていたとか…。似たような被害に何度も悩まされるテイラーは、過去に何度かストーカーに対する接近禁止令を要請している。

セレブたちを悩ませる、ストーカー行為や住居への不法侵入。ジュリアン一家が今は穏やかな日々を過ごせていることを願うばかり。