女優兼シンガーとしてマルチに活躍する、ヘイリー・スタインフェルド（23歳）。2020年1月1日に新曲「Wrong Direction」をリリースしたばかりの彼女ですが、その切ない歌詞とメロディが話題になりました。今回、ついにミュージック・ビデオが公開！
アカデミー賞ノミネート歴もあるヘイリー。映像は、終始バスタブの中で一人、涙を浮かべながらながら歌詞を口ずさむという、シンプルながらにもメッセージ性の強い仕上がりに。
「Love Myself」や「Most Girls」などの代表曲に見られるような、女性をエンパワメントするポジティブなメッセージを発信する楽曲とは打って変わって、「Wrong Direction」は失恋の痛みや、恋人の浮気をほのめかす作詞がされています。
“I don't hate you
No, I couldn't if I wanted to
I just hate all the hurt that you put me through”
あなたを嫌ってはいない
そうしたくてもできないけれど
あなたに沢山傷つけられたことが嫌なだけ
“Guess I was crazy to give you my body, my mind
Don't know what I was thinkin' 'til now”
私の体と心をあなたに託したなんて
今となってはどうかしていたと思う
“But I just wanted to believe that you were out sleepin' alone”
ただ、あなたが一人で眠っていたと信じたかっただけ
実はこの曲、タイトルからも想像できるように、元恋人でワン・ダイレクションメンバーのナイル・ホーランとの破局について歌ったものだと言われています。2017年末頃から交際が噂されていたヘイリーとナイルは、SNSでお互いへメッセージを送り合う姿や、ニューヨークやロサンゼルスでのデート現場がキャッチされ、売れっ子シンガー同士の交際に注目が集まっていました。
失恋という痛みを乗り越えて、辛い経験を美しい曲に昇華させたヘイリー。 アーティストとしてまたひとつ大人になった彼女から、今度は幸せなラブソングを聴ける日が楽しみですね♡
