イギリス人俳優ロバート・パティンソンが、大人気アメコミヒーロー、バットマンの最有力候補リスト入りしていることが明らかとなった。

米『バラエティ』誌によると、2021年公開予定の『The Batman(原題)』への出演に向けて交渉中。もし出演が決まれば、ロバートの俳優人生における大きなターニングポイントとなりそう。ある情報筋いわく、「交渉は最終段階に入っている」「もう間もなく正式発表が行われる」という。

バットマンの新作映画の監督を務めるのは、リブート版『猿の惑星』シリーズのうち2作を手がけたマット・リーヴス。2016年のヒット作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』からバットマンことブルース・ウェイン役を演じてきたベン・アフレックは、今年の2月に同役からの卒業を宣言していた。

Batman v Superman: Dawn of Justice - European Premierepinterest
Anadolu Agency//Getty Images
先代バットマンを演じたベン・アフレック

ベンの後任には、ジェイク・ギレンホールやホアキン・フェニックス、マイケル・B・ジョーダン、アーミー・ハマーといったベテラン俳優たちの名前が浮上。だが、そのなかにロバートの名は含まれていなかったため、その意外性に驚いた人も多かったよう。SNS上では、「ロバート・パティンソンがバットマン? それ本当?」「それにしても意外。でもよく考えたら、なかなかいいチョイスかも」といったコメントが投稿されている。

現在33歳のロバートが抜擢されれば、31歳で同役を射止めたクリスチャン・ベールに次ぐ2番目に若いバットマンとなる。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)でセドリック・ディゴリーを演じて注目を集めたロバートは、映画『トワイライト』(2008~)シリーズのヴァンパイア、エドワード・カレン役で一躍トップスターに。その後、『奪還者』(2014)や『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)『グッド・タイム』(2017)などに出演している。

エンタメサイト<デッドライン>は、「映画『Tolkien(原題)』のニコラス・ホルトもバットマン役の候補になっている」と報じているため、ロバートが実際に演じることになるかはまだ不明。でももし選ばれれば、バットマンの新たな魅力を引き出してくれるに違いない。

この翻訳は、抄訳です。

TranslationReiko Kuwabara

Harper’s BAZAAR UK