女性らしい髪型=ロングヘアをイメージする人は多いけど、スタイルやアレンジによってはショートヘアでも十分にフェミニンさを演出することが可能。そこで、プロのスタイリストが一押しする、ショートヘアならではのスタイリング法を、<Seventeen>からお届けします。
カットのコツ
1.「タイミング」&「似合う」がキーワード
ヘアケアブランド<Redken>でセレブリティスタイリストを務めるロドニー・カトラーさんは、「ショートヘアは似合わないと決めつけている人が多くいますが、それはとんだ勘違いです。イメチェンしたいと思ったときが絶好のタイミング。サイドパートにしたり、前髪を切るなどのスタイリングを通して顔の形をもっとも魅力的に見せることができれば、それが自分に合うスタイルです」とアドバイス。
2.やり過ぎない
「シンプルでシックなショートヘアほど、魅力的である場合が多いです。(トレンドに流されて)あれこれやり過ぎず、自分の質感を活かすカットを施すといいでしょう」と、カトラーさん。
3.あごの長さのボブは究極の万能スタイル
<Warren-Tricomi Salon>の共同経営者であるエドワード・トリコミさんは、「ストレートにすればクラシカルで洗練された雰囲気を出せますし、テクスチャーを加えれば遊び心が演出でき、様々なスタイルが楽しめます」と、ボブを推奨。
4.いろんな質感を楽しむなら、ピクシーカットが◎
トリコミさんいわく「ピクシーカットにハイライトを加えると、より一層立体感を出すことができます」とのこと。
5.最新の一押しトレンドは"スワッグ"
70年代に流行したシャギーヘアの現代版とも言えるのが、ふんわりウェーブと軽い前髪をプラスしたスワッグヘア。トリコミさんは、「このスタイルは髪の質感を活かし、レイヤーを多く入れて出したボリューム感が決め手です」と解説。さらに、毛先にハイライトを入れるとレイヤーが際立つのだとか。
ショートヘアのスタイリングのコツ
1.スタイリング前には必ず保湿
ウェーブや天然パーマの人にとっては、保湿が特に重要なのだそう。ヘアスタイリストのヴァーノン・フランソワさんは「油分の多い濃厚なスタイリング剤より、髪用の保湿剤を使ったほうがカールを際立たせ、スタイルを長持ちさせることができます」とアドバイス。
2.髪に立体感を出す
カトラーさんによると、髪に質感をもたらすヘアスプレーと、ふんわりした分け目を演出するヘアワックスをミックスして使うことで、「髪を固まらせすぎることなく、ほどよいホールド感を得られる」そう。
3.サイドパートがおすすめ
アヴェダのグローバルアーティスティックディレクターであるティッピ・ショーターさんとフランソワさんは共に、大胆なサイドパートはショートヘア(特にくせのある髪)と相性が抜群だと断言。
フランソワさんは、「髪を片側で大胆に分け、多い方の髪を耳の後ろにかけるとシックで気負わないスタイルが完成します。これによって顔の骨格を際立たせることができるんですよ」と解説。
4.ボリューム感を出すには根本にフォーカス
ショーターさんによると、ボリューム感を出すには髪の乾かし方と、根本にスタイリング剤を使うことが肝心なのだとか。「根本の髪を立たせながら乾かすのがコツです。次に根本のみにスタイリング剤をつけると、毛先がぺたっとするのを防げます」。
5.ヘアスプレーやミストは、手に吹き付けてから髪になじませる
ショーターさんによると、ヘアスプレーはつけ過ぎてしまう可能性があるため、代わりに一旦手の平に吹き付けてから、手ぐしで髪に馴染ませるほうが効果的なのだそう。
ショートヘアにチャレンジするか迷っている人、ショートにしてみたものの、スタイリングが上手くできなくて悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてみて♡
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Rubicon Solutions, Inc