“アメピン”としても親しまれる、「ボビーピン」。シンプルに髪留めとして使ったり、アレンジに使ったりと、よく見かける便利なアイテムだけど、うまく使いこなせず悩んだことはありませんか?
今回は、ボビーピンの種類や留め方、髪質や長さに合わせた使い方やアレンジ法など、「ボビーピン」の究極のガイドを<コスモポリタン アメリカ版>よりお届け。チュートリアル動画も併せてぜひ参考にしてみて!
【INDEX】
- ボビーピンとは
- ヘアピンとボビーピンの違いって?
ボビーピン
ヘアピン - ボビーピンの種類
- ボビーピンの向きはどっちが上?
- ボビーピンを固定するには?
ピンにスプレーする
ピンを「ロック」する
2本のピンをクロスさせる - ボビーピンを使ったヘアスタイル
フェイクミディアム・フェイクボブ
アクセサリー使い
後れ毛の固定に
ショートヘアでのデコラティブな使い方
ショートヘアへのピンの付け方
髪のボリュームがある人向け
ボビーピンと呼ばれる理由
「ルイス・マーシス」という化粧品メーカーが、1920年代に発明したといわれる「ボビーピン」。一説には、ボブの髪型にちなんで名づけられたとされています。
ショートやロブにしたことがある人は、ボビーピンがいかに重要かご存知のはず!
ボビーピンとヘアピンの違い
それではボビーピンとヘアピンは、どのような部分が違うのでしょうか?
ボビーピン
硬くて曲がりにくく、2本のアームがしっかりと固定されているので、特定の部分をしっかりと留めるのに向いています。何度も使って髪を留められなくなったボビーピンは、もう使えないので捨ててしまいましょう。
ヘアピン(Uピン)
U字型で曲げやすく、柔軟性があるので、たくさんの髪の毛を留めるのにも、少量の毛束を留めるのにも適しています。たとえば、お団子ヘアの毛束を調整するのにも便利。
ボビーピンの種類
ボビーピンの中には、リッジ(※波状の隆起)がないものや、硬い髪や太い髪に適した大きめのもの、グリップ力を高めるためにシリコンでコーティングされたもの、ダメージを防ぐために先端がゴムになっているものなど、さまざまな種類があります。
たとえばアップスタイルでしっかりと固定したい場合には、頭の形に沿ったカーブのついたボビーピンを用意しておくとよいでしょう。髪のタイプや質感、目的に応じて最適なものを選ぶのがおすすめです。
ボビーピンの向きはどっちが上?
多くのボビーピンには、片面にリッジがありますが、しっかりホールドするためには、リッジが頭皮側を向いているのが正解。上の動画で詳しく説明されていますが、しっかり固定するには、髪の毛を挟みすぎないようにするのもポイント。ピンをこじ開けず、自然に挟まるボリュームが最適な量だとか。
ボビーピンを固定するには?
これらをすべて試してもボビーピンが留まらない場合のために、プロのヒントをいくつかご紹介します。
ピンにスプレーする
細くてすべりやすい髪質の人は、事前に髪の毛とピンの両方にスプレーをして、グリップ力をつけておくとベター。ボビーピンはペーパータオルの上に置いて、使用する直前にスプレーを塗布します。
ピンを「ロック」する
重力に逆らってピンを差している場合、ピンが抜けてしまうのは仕方のないこと。時間が経つにつれ、ゆっくりと元の位置に戻ってしまうのです。どうすればよいかというと、プロが使うのは、ピンを逆の角度から差し込んで「ロック」するテクニック。
たとえばお団子ヘアなら、お団子部分に向かって下から押し上げるのではなく、お団子の上から下に向かってピンを差すのです。下から毛束を引っ掛けて持ち上げ、ボビーピンを反転させ、上から下に向かって再度差し込むイメージ。詳しくは下の動画をCHECKしてみて!
2本のピンをクロスさせる
ロック式は難しい、もしくはピンが見えてしまってもOKという人におすすめなのが、2本のピンで補強する方法。2本のピンを平行に差したあと、それぞれ逆方向にスライドさせると、Xのようにかみ合って固定してくれます。
ボビーピンを使ったヘアスタイル
アップスタイルを目立たないように固定したり、アクセサリー感覚で前髪を留めたり、さまざまな楽しみかたができるボビーピン。今すぐ真似したいヘアスタイルとチュートリアルをご紹介!
フェイクミディアム・フェイクボブ
この動画で解説しているのは、 ロングヘアをミディアムやボブのように見せるテクニック。きれいに見せるコツは、短いレイヤーと顔まわりの後れ毛を別にしておいて、ピンで留めた長い髪をカバーすること!
アクセサリー使い
あえてボビーピンを見えるようにつけて、アクセサリー感覚でヘアスタイルをデコレーションしてみるのも◎。毎日のアレンジに使えるアイディアは、動画からチェックしてみて!
アップヘアの後れ毛の固定に
ポニーテールやハーフアップなどのアップスタイルで、後れ毛の固定にボビーピンを使う人も多いはず。この動画では、かわいくて機能的なアイディアを複数ご紹介!
ショートヘアでのデコラティブな使い方
ショートヘアでも、ボビーピンを使ったアレンジは無限! この動画では、ボビーピンやゴムを使った、ショートヘアの10種類のスタイリングを紹介しています。
ショートヘアへのピンの付け方
ショートヘア向けのチュートリアルをもう一つ。この動画では、デコラティブなボビーピンのアイディアに加え、ボビーピンを使ったヘアスタイルの作り方も解説しています。
髪のボリュームがある人は…
この動画では、髪の毛が太い、または多い方向けのHOW TOを解説。グリップ力のあるボビーピンやヘアスプレーを使ったアドバイスが満載です。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:TOMOKO NOURRY
COSMOPOLITAN US