ダメージがなかったりスタイリングが上手くいったりと、髪のコンディションが良いと気分は上がるばかり! けれどだんだん髪の毛が伸びてきたりすると、髪型がキマらないなくて悩むことも…。
髪を伸ばしたいときでも、3カ月ごとにカットをして整えることが必要だということは知っていても、髪の長さや質感、コンディションによって適切なメンテナンス時期が異なることについては、知らない人も多いはず。
そこで本記事では、シカゴにあるマキシンサロンのスタイリスト、リー・ハージェスさんに聞いた、「髪」をメンテナンスすべきタイミングをご紹介! 以下のガイドに従って、いつでも健康的な髪をキープして♡
- 髪をメンテナンスするタイミングは?
- ショートヘア
- ミディアムヘア
- ロングヘア
- 前髪があるヘア
- 髪を伸ばしているとき
- 枝毛を防ぐメンテナンスのタイミングは?
- ダメージヘアの判断基準
- 癖毛のメンテナンスのタイミングは?
- 自分でできるメンテナンス方法
髪をメンテナンスするタイミング
行きつけの美容室に行けば、適切なメンテナンスのタイミングを教えてくれるけど、次回の予約がまだ未定の場合は、髪の長さに応じて整える目途を立てるようにしましょう。
ショートヘア
カットしたての髪を維持しスタイリングを簡単にするには、頻繁にメンテナンスの必要があるそう。月に一度、美容院に行くのが◎。
ミディアムヘア
一方ミディアムヘアの場合は、髪が伸びてもそこまで見た目の変化はないため、ショートヘアよりも頻繁にメンテナンスしなくても大丈夫な場合がほとんど。カットしてから6〜8週間後に美容院へ行き、前髪や顔周りの髪を整えることも忘れずに。
ロングヘア
ロングヘアの場合も、ミディアムヘアと同様。通常ロングヘアは、髪全体を整えるのにミディアムヘア以上の期間を空けてもいいけれど、前髪や顔周りの髪だけはミディアムヘアと同様に6〜8週間ごとにメンテナンスすべきなんだとか。
前髪があるヘア
一般的には、長さのあるカーテンバングよりもかなり短めのベビーバングの方が、整える頻度が高まるそう。
また、ピクシーカットやメンズライクなカットなどのかなり短い繊細なヘアスタイルは、2週間ごとに前髪を整える必要があることも。一方で、レイヤー感を出したロングヘアの場合は、最小限のメンテナンスで済むそう。
髪を伸ばしているとき
髪を伸ばしているときに髪を切るのはタブーのように思えるけれど、定期的なカットは健康的な毛先を維持し、ダメージを防ぐためにはかなり大切。この場合は、少なくとも3カ月ごとのメンテナンスがおすすめなんだとか。
髪を伸ばしているときに美容院へ行くと、想定以上に切られすぎてしまって後悔をしたなんて人も多いはず。そんな苦い思い出がある場合は、髪の傷んでいる部分だけ切ってもらうと◎。枝毛やダメージ部分だけをカットしてくれるため、必要以上に切られる心配もなし!
枝毛を防ぐメンテナンスのタイミング
枝毛はダメージの結果として髪が裂け始めるため、そもそも枝毛にならないようにするか、そうなったらすぐにカットする必要があるそう。
いつものスタイリングにコテやストレートアイロンなどを使用している場合は、6〜8週間ごとのメンテナンスがおすすめ。一方で、コテなどをほとんど使用しない場合は8〜10週間ごとでも良い場合も。
一般的には、細い髪はダメージを受けやすく枝毛になる傾向があるけれど、太い髪は抵抗力があり、枝毛になりづらいそう。とはいえ、髪はそれぞれのスタイリングルーティーンやヘアプロダクトの使用方法、さらに髪に加えられる熱量によって質感が異なるので、一概には言えないんだとか。
ダメージヘアの判断基準
ダメージヘアかどうかを判断するには、以下の2点を確認してみて。
- 日常のブラッシング中に短い髪が抜ける
髪がもろく、傷んでいることのサイン - 髪がコテなどを使用した熱スタイリングに反応しない
極度に髪が傷んでいるサイン
これらのダメージが定期的に発生している場合は、6〜8週間ごとにメンテナンスする必要があるそう。さらなるダメージを防ぐためには、熱から守るヘアプロダクトを試してみて!
癖毛のメンテナンスのタイミング
髪はストレートでも癖毛でも、メンテナンスをする頻度には特に違いはないとのこと。「髪質は、実際に髪を整える頻度を決定づける要因ではありません」とリーさん。
重要なヘアケアは以下の通り。
- 髪の表面を保護しキューティクルを整える、ディープコンディショニングの使用
- ドライヤーやコテなどの熱スタイリングを過剰にしないこと
- ダメージ補修するトリートメントの使用
自分でできるメンテナンス方法
自分の髪をカットすることは簡単そうだけど、やっぱりプロに任せるのが一番! 今すぐ美容室に行けない場合は、ディープコンディショニングやホットオイルトリートメントを試してみるのが◎。
さらに、コテなどの熱を加えたスタイリングを少しの期間中断し、髪を休ませることも大切。その間は、自然乾燥させて作るスタイリング方法やウェットヘアなど、ダメージの心配がないスタイリングを楽しんでみて♡
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARISA ISHIMOTO