ヘイリー・ビーバーからカイア・ガーバーまで、ファッション感度の高いセレブたちがこぞって取り入れているピンクヘア。一気に今っぽさが出る一方で、個性的な色だからこそなかなか最初の一歩が踏み出せない人も多いはず。

そこで本記事では、ピンクヘアに挑戦する前に知っておきたい基本事項をご紹介。気になる色持ちやメンテナンスの仕方、美容院でのオーダー方法をお届けします。


【INDEX】


色落ちが早いのは本当?

カラー剤の性質が原因

美容師のダニエル・ガルビン・ジュニアさんによると、どうやらカラー剤の性質上、他の色に比べて色落ちが早いのは事実のよう。

「ピンクに染めるときに使用する赤色の染料は、他のカラーと比べると分子が大きく、髪の芯まで浸透しにくい傾向があります。これが、色落ちが早くなってしまう原因なのです」

摩擦によるダメージも

そのほか、シャンプーによる摩擦も、色落ちを加速させる原因の一つ。

「髪を耳にかけたときにちら見えするピンクヘアが本当に気に入っていたのですが、最初のシャンプーで色落ちしてしまいました。(色の種類や明るさにもよりますが)3回目のシャンプー後は、すっかり色が抜けてしまったんです」と振り返るのは、<Red>の美容ディレクターを務めるイヴ・キャメロン。

それでもピンクヘアの人気が絶えないのは、そのパワフルで遊びゴコロ溢れる、唯一無二の魅力があるから。イギリスの名ヘアカラーリストであるジョッシュ・ウッドさんは、「大切なのは、長持ちさせることじゃない。その瞬間を、思う存分楽しむことだ。ピンクヘアには、気持ちを開放的にさせる力がある」と述べています。

染める前に知っておきたいこと

まずはベースを明るくする

求めている色や明るさにもよりますが、基本の染め方は、ベースとなる髪色を明るくした状態で、その上にピンクをのせる方法。透明感のある、淡いピンクにしたい人は、ブリーチはほぼ必須のよう。

「トレンドカラーは、ほんのりとグレーがかったスモーキーピンク。透明感が出るうえに、肌馴染みが良く、モダンでエレガントな表情になるはずです」と説明するのは、L’Oréal Professionnelのエディトリアルアンバサダーを務めるアダム・リードさん。

美容室で流行りのスモーキーピンクをオーダーするときは、「ブリーチ+ダブルカラー」のメニューで、ピンクにくすんだグレーとベージュを混ぜてもらうように伝えてみて!

全体をピンクに染めなくてもOK!

髪全体を真っピンクに染めるのではなく、グラデーションやオンブレ、バレイヤージュなどでニュアンス感と抜け感を出す方がトレンド。

「顔周りを中心にピンクのハイライトやインナーカラーをいれるのも、アクセントになりますよ」と語るのは、イギリスのヘアケアブランド「JOHN FRIEDA」のカラーディレクターを務める二コラ・クラークさん。

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髪色を長持ちさせるアフターケアとは?

ピンクヘアをより長く楽しみたいときは、アフターケアが重要に。今まで普通のシャンプーとコンディショナーを使っていた人は、ピンクのカラーシャンプーとコンディショナーに変えることで、色持ちが良くなるはず。

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染める前のお試しも可能!

「似合うか不安」と染めることに一歩踏み出せない人や、「1日だけ髪色を変えてみたい」とイメチェンを楽しみたい人には、手軽に楽しめるヘアカラースプレーがオススメ。シャンプーで簡単に洗い流せるから、ぜひ試してみて。

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※この翻訳は抄訳です。

Translation:YUUMI IKEUCHI

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