実践的！「身長低めセレブ」のスタイルアップ着こなし術

元「フィフス・ハーモニー」のカミラは、ソロ活動の動向と共にそのファッションセンスも注目の的。この日は＜ジル・サンダー＞のレザーコートとハイウエストのデニム、そして＜ジャンヴィト ロッシ＞のブーツ、＜ミュグレー＞のタートルニットはホワイトに揃えてメリハリコーデ！　まずは定番デニムをハイウエストにしてスタイルアップを狙い、襟元のカッティングが印象的なコートで相手の視線を上げさせて。 ＜ジル・サンダー＞のような構築的なデザインのブランドのアイテムであれば、そんな計算だってわざとらしくならないから、ぜひワードローブに1着追加したい！

マンハッタンを歩く様子をキャッチされたカミラのコーデは、いつもと違いなんだか抜け感があって、真似しやすそう…？　それもそのはず、なんとこの日着用しているホワイトシャツとシースルーロングスカートは日本のブランド＜ハイク＞のもの！

この日のコーデ、実は同ブランドのランウェイとまったく同じシャツ＆スカートの組み合わせ。比較的小柄な日本人体型に合うよう設計された日本発ブランドは、小柄なセレブも御用達のよう。仕上げに＜ドロシーシューマッハ＞の細かな千鳥格子柄コートでマスキュリンにまとめて、セクシーなスカートとのバランスをとって。

キッチュな雰囲気のコーデを見せたこの日、メインに持ってきたトップスはタイ発のカスタムメイドシャツブランド＜ドライクリーンオンリー＞のアイテム。5ポケットのAラインデニムスカートと、シンプルな＜ジャンヴィト ロッシ＞のシューズでレトロにまとめたベーススタイルに、アクセントとしてこんなボリューム感のあるトップスを合わせれば、視線を引き上げるアイキャッチーアイテムとして絶大な効果を発揮！　カミラの巧みな帽子使いも同様の効果アリだから要チェック♡

NYFW（ニューヨーク・ファッションウィーク）に登場したエマ・ロバーツ。＜コーチ＞のショー会場周辺でのこちらのショットは、同ブランドの70年代風シャツワンピがなんだか新鮮！　レトロなシルエット、そしてこの絶妙なスカート丈は台形ミニと同じくコンパクトなデザインで、身長が低めのエマにぴったり♡　ヒッピームードたっぷりなペイズリー柄は、レースアップロングブーツでピリッと引き締めて。さらに絶対領域で可憐な美脚もチラ見せする狙い撃ち効果を！

空港でキャッチされたエマは、すっかりリラックスモード。フロリダ発ブランド＜LHD＞のハイウエストジャンプスーツは、流行のチェックと少しレトロなデザインが素敵！　トップはコンパクトに、腰回りはあえてゆとりのあるシルエットで、ウエスト位置を自然かつ効果的に上げるというワンランク上の着こなしを披露したエマ。そこに＜ディオール＞のハット、＜オリバーピープルズ＞×＜ザ ロウ＞のコラボサングラスで顔周りをモードにして、全体をグッと印象的に引き締めた様子。トムボーイスタイルを子どもっぽくならずに着こなすには、アクセサリーでの格上げを忘れずに！

ゾーイ・クラヴィッツはストリート感溢れるコンフォータブルなスタイルが得意。超ミニなサロペットには＜バレンシアガ＞のオーバーサイズデニムジャケットを合わせて、ボリュームを上方に集中させた様子！　視線を上げる効果はもちろん、大きめアウターに包まれたサイズ感のバランスもエッジィ。大胆に見せた素足も潔くてイイ！　メンズライクなアイテム×肌見せでクールさを際立たせたら、中途半端な野暮ったさを回避できるみたい！

ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』で人気に火がついた女優／歌手のルーシー・ヘイルは、ブラックコーデでクールに。ロングコートや、ポシェットのチェーン、ニーハーブーツを全て"長め"にすることで縦ラインを強調し、細長いシルエットを作り出した完成度高めのコーデ！　スリットから脚を覗かせることで縦長効果をさらに高め、色気もプラス♡　実は、隠し味で効いているのがグレーのタートルネック。オールブラックの中に、あえてワントーン明るい色を顔周りに配置することによって、自然と視線を上げさせる効果が！　タートルで首の長さもアピールできるし、計算し尽くされているのにデイリーユースなワードローブはさすがの一言。

この日も前開きドレスのボタン並びやロングコート、後ろ姿でもアピールできるピンヒールで、さりげない縦ラインを欠かさないルーシーの徹底された習慣には脱帽！　ブラックとのメリハリが美しいグリーンのドレスは＜クリストファーブー＞のアイテム。ブランド側の発表したこのドレスのルックでは、ウエストに太めのベルトと、ドレスの下にワイドパンツを着用をしていたけれど、ルーシーはそれを自分流にアレンジしたみたい！

キュートなドレスはウエストから自然なAラインが広がり、そこからスッと伸びた脚をまとめる脚長効果抜群のアッパーレスなストラップサンダルが華奢で女っぽい！　小柄な彼女だからこそ不意打ちにドキッとするような、レディなポイントを忍ばせて♡

グラミー賞でのアナ・ケンドリックはパンツスーツで颯爽と登場。大判グレンチェックのテーラードスーツは＜バルマン＞のもの。ゴージャスさが同ブランドらしいショート丈のジャケットと、ボリューミーなタックパンツに着られていない姿がカッコイイ。秘訣は、強めのマスキュリンスーツに、さらに強めのフェミニンアイテムである＜ラペルラ＞のビスチェを合わせた対局の掛け算コーデ。ビスチェもこんなボトムスと合わせればいやらしさも軽減されて相性抜群！　パワーショルダーから、胸元にチラ見えするビスチェにかけての逆三角形も、スラッとしたプロポーションに見せてくれるキーポイントに。

得意のボヘミアンエッセンスを散りばめた、ミニの台形スカートで登場したヴァネッサ。身長が高めだと太ももが見える面積が大き過ぎて、間伸びしがちなコンパクトなデザインのミニ台形スカートは、実は身長が低めの方が着こなしやすいかも!?　お約束のハイウエストはもちろん、トップスをあえてインせずにギリギリの位置で揺れる裾を作り、キュッと締まったセクシーなウエストに視線をロックオンして♡

この日のヴァネッサは、インパクト大のホワイトコーデで勝負！　フワッとボリューム感のあるファーアウターと、ファスナーがシャープでかなりハイウエストなタイトスカートで、同色ながらもテイストでメリハリをつけて間伸びを難なく回避。ついでにワントーンでシンプルにIラインを引き立たせて、よりスレンダーな印象に。＜バレンシアガ＞のバッグ「シティ」や、ティアドロップでプラスした、いつものボヘミアンな彼女らしい雰囲気がやりすぎ感を回避。

レトロなヘアメイクで大変身を遂げたこの日のヴァネッサは＜ステラ マッカートニー＞の2018年秋冬コレクションのローンチイベントに参加。裾のバルーンディテールがかわいいミニスカートとタイトなタートルネックでガーリーなコーデに、同ブランドのアイコニックなテーラードジャケットを合わせてボーイッシュな味付けを。大人っぽさを抑えたこんなスタイルの日には、足元にウェッジソールを合わせて物理的に身長アップ！　カジュアルすぎないウェッジソールシューズを選べば、品良く楽チンにスタイルアップできちゃう♡

こちらはカジュアルスタイルで映画撮影中のヴァネッサ。衣装とは言え、高身長にすら見えてしまう見事なスタイリング！　落ち感で縦ラインを作れる大きめニットからボーイフレンドデニムにかけてカラダ全体で縦シルエットを描いたら、ノーブルメイクに表情の華やぐコーラル系のリップと、キュートにオンしたベレー帽で首から上に視線を集中させて。足元はポインテッドのショートブーツでスリムに仕上げることで、手抜きに見えないカジュアルスタイルアップの完成！

お姉さん度抜群なニコール・リッチーはイエローのワントーンコーデをベースに。私生活では2児の母というニコールは、超タイトにギャザリングされたスカートをやや緩めシルエットのベーシックなニットや、ラフなヘアスタイルを合わせてバランス取りつつ見事に着こなし！

実は、スリットから女性らしい膝小僧、そして真っ直ぐな脚の縦ラインと、引き締まった足首のラインまでをアピールしてくれるこの丈感もミソ。ひざ下丈タイトスカートの購入は躊躇しがちだけど、自分に適した丈を選べさえすればこんな女っぽさも楽しめるんです！　さらにニコールは、レオパードのファーコートを合わせて見事にスパイスアップ。

ニューヨークの高級百貨店＜サックス・フィフス・アヴェニュー＞のイベントに登場したニコールは、Tシャツとベルボトムデニムに愛用ブランド＜ミッソーニ＞のフリンジジャケットをオン！　シンプルさを邪魔しないシルバー系マルチカラーが静かに華を添えているよう。

ハイウエストデニムやジャケットが作り出す縦長シルエットにプラスした、彼女のスタイルアップ術はというと、上下2箇所に落とし込んだ肌見せ！　タイトにまとめられたヘアと落ち感のあるTシャツの間からは、綺麗な首筋とうなじを見せて視線を惹きつけて。足元はジャスト丈のパンツにハイヒールを合わせて足の甲〜くるぶしまでの素肌を見せることで軽快な抜け感を。手持ちのワードローブですぐに作れるお手軽小技がキラリ！