セレブを襲った悪夢…6人の「セックステープ流出」事件
本当の悪夢だ…
セレブ界では時に、とんでもなくプライベートな映像が世に流出してしまう事件が…。ここではセレブ6人を襲った、悪夢の「セックステープ流出事件」を振り返ります。
【INDEX】
- キム・カーダシアン&レイ・J
- コリン・ファレル&ニコール・ナレイン
- パリス・ヒルトン&リック・ソロモン
- カニエ・ウェスト(&ひょっとしたらキム・カーダシアン?)
- ジェニファー・ロペス&オジャニ・ノア
- パメラ・アンダーソン&トミー・リー
キム・カーダシアン&レイ・J
キムのビジネスセンス、そしてカーダシアン一家全員をトップセレブのポジションに押し上げた才能は、今日では誰もが認めるところ。が、皮肉なことに、セックステープ流出事件がキムの知名度を一気に上げたのも事実。
テープが作られたのは2002年、相手は当時のボーイフレンド、レイ・J。問題のテープ『キム・カーダシアン:スーパースター』がポルノ製作会社<ビビッド・エンターテイメント>からリリースされたのが2007年。キムは販売を中止するように訴え、のちに両者の間で500万ドル(現在のレートでおよそ5億6千万円)で和解が成立したとの報道が。ちなみにビデオは現時点で、1億ドル(約113億円)もの収益を記録しているのだとか。
<ビビッド・エンターテイメント>のスティーブ・ハーシュは当時を振り返って次のようにコメント。
「とても大変な時期だった、最終的には和解を成立させることができたから良かったけど。でもそこに行き着くまでが大変だった。多分今までに直面した話し合いの中でも、最も難しいケースだったんじゃないかな。みんな(最初から彼女が、テープが流出するように仕組んだんじゃないか、と)憶測してるんだろうけど、キムはこんなことが起きるのを望んでなかった、それは事実なんだ。馬鹿げた憶測が何年もの間飛び交っているけどね」
一方キムの方は、TV番組『Oprah's Next Chapter』で、オプラ・ウィンフリーに次のようにコメント。
「あの事(セックステープの流出)があったから、私の名前が世の中に知れ渡った。私はそれを理解しているし、それがわからないほど無知じゃないわ。あれで実際私を世に知らしめることになった。でも、ネガティブな知られ方だわ。恥ずかしかった。だから私は人の10倍努力をしてでも、本当の自分を知ってもらおうとしているのよ」
キムは未だにこのビデオの件でバッシングを受けているそう。
コリン・ファレル&ニコール・ナレイン
コリン・ファレルは2003年に、当時付き合っていたプレイボーイモデルのニコール・ナレインと14分のセックステープを録画。プライベートなものとして録画されたテープは数年後に流出し、コリンはニコールとプロデューサーのデヴィッド・ハンス・シュミットを告訴。
コリンは4時間にもわたって、「なぜビデオの公開を差し止めなくてはいけないのか」を供述させられたそう。コリンはこの件について、次のようにコメント。
「ホテルのオンデマンドのビデオ視聴プログラムに入ってたんだ、僕の母は『息子が出てる作品だわ』ってうっかり買ってしまったんだよ」
コリンの弁護士、マーティン・シンガー氏曰く、おかしなことにニコールの方はビデオの悪用差し止めを求めるどころか、訴訟に協力するのを拒否したそう。これによって、テープを公開したプロデューサーのシュミットと通じているという疑惑が生じ、被告側に名を連ねることに(ニコールはこの疑惑を否定)。シュミットは<PEOPLE>に対し、どういう経緯でテープを手にしたかについて「ファレルとナレインの動画を所有し、販売、流通させる権限についての同意を、書類上で交わしている」と発言。詳しい経緯については一切明かしていないよう。
コリンとニコールは最終的には和解したものの、その内容については未公表のまま。2013年、コリンはシャロン・オズボーンに対して「セックステープの最も悪いところは、その時の下衆な会話について言い訳できないってことだね」と語っている。
パリス・ヒルトン&リック・ソロモン
パリスのセックステープが流出したのは2003年。パリスはこのビデオを発表するつもりはなかったのだそう。相手はポーカープレーヤーの元彼、リック・ソロモン。
この流出騒ぎ、どう考えても怪しいのはリックだったのに、本人はテープを流出させた会社を起訴。さらにヒルトン家に対しては、自分を犯人に仕立て上げたという名誉毀損で1000万ドル(約10億円)の損害賠償を請求するという面の皮の厚さを露呈。
この騒ぎでパリスのイメージにはすっかり傷がつき、キム同様、延々とバッシングの対象になる結果に。
「本当に傷ついたわ。私が目指していたのは、ダイアナ妃だったのよ。エレガントで、素晴らしい女性。その目標が(リックによって)全て奪われてしまったという感じよ」
「私もあんなふうに(エレガントで素晴らしい女性に)なれたかも知れないのよ。なのに、私が何を言おうが何をしようが、みんな私を(ビデオに収められた)彼と私の私生活の様子によって判断するの…彼に出会わなければ良かったわ。これは私が人生で後悔していることなの。彼に会いさえしなければ、って思う。私は何カ月も家から出られなかったわ。落ち込んで、恥ずかしくて。人前に出られなかった」と、最近の<Marie Claire>のインタビューで語ったパリス。
パリスは後に、流出させた会社とリックを起訴。結果的には両者と示談となり、40万ドル(約4500万円)の賠償金の受け取りと、利益の何割かを受け取ることで合意。パリスはそのお金を慈善事業に対して寄付したそう。<GQ>に対して、「私はビタ一文受け取りません。これは汚いお金です。(リックも)受け取ったお金はチャリティなどに寄付するべきです」と語っています。
カニエ・ウェスト(&ひょっとしたらキム・カーダシアン?)
カニエ・ウェストのセックステープは、ある意味有名だけど公表されていない、という不思議な代物。ビデオが録画されたのは2012年ごろ。カニエの曲「Real Friends」の歌詞に、「俺が女とヤった(動画の入った)ノートパソコンを盗んだ従兄弟がいた/それを取り戻すためだけに俺はヤツに25万ドルも払ったんだ」というフレーズがあったけど、実はそれは事実のよう。
問題のビデオは、報道によると相手の女性の身元は不明で、18歳以下ではない=違法行為ではない、とのこと。
後にカニエの妻となったキムはこの事件に関連して、夫と一緒にセックス動画を録画したことを匂わせるような発言をしたことが。
「セックステープについては、私たちが作ったことがあるにせよないにせよ、公にはしたくない。同じ間違いは犯したくないの。こういうことは、信頼できる相手としかしないわ。セックステープはとても個人的なもので、私とカニエ以外の人には見て欲しくないの。私は最高の相手と結婚していて、一緒に楽しいことをしたいのよ。で、セックステープを作ったことがあるかないかって? 冒険的になること、楽しむこと、実験的になることは、悪いことじゃない。でも信頼できる人たちに囲まれている必要があるの。カニエと私は素晴らしい性生活を送ってるわ。(でも)プライベートはプライベート、放っておいてほしいわね」
ジェニファー・ロペス&オジャニ・ノア
あまり長くは続かなかったカップルだけど、実はJ.Loは1997年に結婚した元夫オジャニと、ハネムーン中にセックステープを作っていたのだそう。オジャニがそれをリリースしようとしたことで、2人の間にバトルが勃発。「セックステープの公表は離婚時に交わした契約に違反する行為だ」として、J.Loはオジャニを非難。その後判事を通じてJ.Lo側が、オジャニにビデオを安全な場所に保管するようにと命令を出していたものの、2013年の時点でまだ決着がつかず、オジャニ側はテープをネタになんと375万ドル(約4億2000万円)を要求したそう。
パメラ・アンダーソン&トミー・リー
パメラ・アンダーソンと、元パートナーでヘヴィメタルバンド「モトリー・クルー」のメンバーであるトミー・リーは、1998年のハネムーンの最中にセックステープを制作。その後、電気工事士によってビデオが盗まれ、インターネットに流出してしまう羽目に。パメラは配信会社を訴えるも、結局は和解が成立。ビデオは今でもオンラインで視聴可能なのだとか。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:山下 英子
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