ヴィンテージムード漂う、花柄ドレスや個性派セットアップの人気が急上昇!
9月中旬にニューヨークから始まったワールドコレクションも、いよいよ終盤戦に突入。10月を目前に、おしゃスナクイーンたちの装いもすっかり秋めいてきたなかで、ひときわ目を引くのがレトロなプリントの嵐。人気沸騰は60~70年代香る花柄ドレスと、どこか懐かしくてクラシカルな雰囲気のチェックやストライプのジェンダーレスなセットアップ。「それママ(又はパパ!)から借りてきた?」と思われるくらいヴィンテージなムードをアピールするのが今年らしさをつくる近道。この秋真似したくなるスタイルを厳選!
大人気ブロガーであり、いまやファッションアイコンの称号も手に入れたキアラ・フェラーニも、立ち襟と胸元のフリルが70'sムードなワンピースをピックアップ。エナメルのベイカーボーイハットやミラーサングラス、ワークブーツなど、あえてクセのあるボーイッシュな小物をミックスマッチさせて甘さを引いたあたりにセンスがキラリ。
おしゃれプロたちから強い支持を集めるアレッサンドラ リッチのドレスは、小花柄、プリーツ仕立て、そしてミディ丈という、まさに旬のレトロ・フローラルを象徴する1枚。グッチのGGベルトでウエストマークをして旬のテクニックも抜かりなく。
イングリッシュガーデンを想起させる愛らしい小花柄のエプロンドレスに、大きな麦わら帽とカゴバッグをコーディネート。イメージは『赤毛のアン』!
キャロライン・イッサはNYブランド、ジョナサン・コーエンのドレスにビルケンシュトックのサンダルでカジュアルダウン。鮮やかなイエローをベースに、線画タッチのアーティな花柄で視線を集めて。
ノスタルジー香る大輪の花柄ドレスは、襟元のフリルやトランスペアレントな袖といったディテールで、レトロながらモダンな1枚。三つ編みヘアも気分にマッチ。
ミラノでキャッチしたファッショニスタは70'sなムード漂う繊細な花柄をピックアップ。ホワイトベースのドレスに合わせて、この秋ブレイク中のクロエの「ナイル ブレスレット バッグ」とブーツもホワイトで統一してトレンドアイテムをマッシュアップ。
個性派ファッションが信条のバイヤーのティファニーも、この日はレトロ・ガールにシフト。アレッサンドラ リッチのガーリーなシャツドレスをさらりと着こなすも、グッチのウエストポーチで個性的&旬のスパイスは抜かりなく。
グランマのワードローブに眠るような鮮やかな花柄プリーツドレスを、あえて1枚で着るのではなく、断ち落としデニムをのぞかせたおしゃれプロ。ベルトマーク&バレンシアガのロゴブーツで、モード感たっぷりにきめて。
ノスタルジー香る小花柄の対抗馬として、60'sのサイケデリックなムード漂う鮮やかな花柄ドレスもトレンド。赤いブーツを合わせれば、この秋の旬コーデに昇華!
映画『リアリティ・バイツ』でウィノナ・ライダーがまとっていたような小花柄のドレスがキュート。ウエストのシャーリングやボリューミーな袖が今季らしいバランス。ソックスブーツ、セリーヌのバッグと、ミニマムだけどトレンドをおさえた小物選びがお上手。
マリーゴールド柄のミニワンピの袖からのぞくシャツの袖は、ローズ柄! ハイブリッドな花柄オン花柄コーデを、VANSのスニーカーで抜け感を出して。こなれたスタイリング術はぜひご参考に!
この秋は色と柄が大洪水。そんなトレンドにのって70'sムードの色鮮やかな花柄シャツドレスも百花繚乱。ブルー地に黄色の花柄というヴィヴィッドドレスの名脇役は、ブラックのレースアップブーツとプチバッグでドレスをよりいっそうをひきたてて。
センス抜群な着こなしで、場外ランウェイでもひと際注目を集める『ナイロン』のスタイル・ディレクター、ダニ・スタール。この秋は70'sムードのパンツスーツが気分なようで、この日はグッチの小花柄スーツで登場。インナーはTシャツで、決めすぎないのがルール。
おしゃスナ番長、ヴェロニカ・ハイブルンナーは、グッチのメンズコレクションから、ブランドのシグネチャーであるグリーン・レッド・グリーン ウェブのストライプが走るセットアップをチョイス。足元のコンバースは抜け感をつくるマストハブ。
70'sムードのマニッシュなスーツは、インナーに着た赤いモヘアのカーディガンとのカラーコーデでよりレトロ感を加速! スーツとコントラストをはかるように足元にはヌーディなサンダルを合わせてフェミニニティをアピールして。
「ネッタポルテ」のファッション・ディレクター、リサ・アイケンはトレンドのチェックをジョゼフ ファッションのセットアップで投入。セットアップのインナー=白Tシャツという方程式も、しっかり実践。
やっぱりいました、グレンチェックのセットアップ。ストライプのシャツと、グッチのローファーで、とことんジェントルマンを気取って。
70年代の『アニー・ホール』のスタイルをイメージさせるクラシカルなチェックは、上下ともオーバーサイズのバランスがいまっぽさ全開!
ピンストライプ柄のセットアップはホワイトを選べば、こんなにエレガント。胸元に刺繍されたリボンのモチーフや、ビジューがあしらわれたレディなパンプスをコーディネートして、女性らしく。
場外ランウェイを席巻しているのは、断然クラシカルなテーラードジャケットだけれど、こんなノーカラーのダブルジャケットも新鮮! ファーのサンダルとのミスマッチもあらたなグッドバランス。
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