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洗練された印象に!「カクテルパーティ」ルックのポイント6

万能なリトル・ブラック・ドレスからシックなスーツまで、服装を選ぶときのヒントをスタイリストが伝授!

カクテルパーティのドレスコードに悩まされる人は多いはず。今回は、スタイリストでクリエイティブ・ブランド・コンサルタントのアニー・チョイ氏に、カクテルアタイアの着こなしについてのアドバイスや注意点をたずねてみました。カクテルパーティルックを成功させるためのヒントとコツを具体的に見ていきましょう!
Edward Berthelot//Getty Images

カクテルパーティ(飲み物と軽食を楽しむ立食パーティー)のドレスコードは、少しトリッキー。というのも、そのイベントの雰囲気にどんな装いが最適かを判断するのは、決して簡単ではないからです。加えて、「華やかすぎたり控えめすぎたりする服装は避けたい」とも思ってしまいます。

もし、あなたが受け取った招待状にこの条件が提示してあるのなら、一般的にはブラックタイほどフォーマルではないものの、普段のビジネスカジュアルよりも少し洗練されたエレガンスを演出するのがおすすめ。とはいえ、どの程度の正装が適切なのでしょうか。

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スタイリストでクリエイティブ・ブランド・コンサルタントのアニー・チョイ氏は、<ハーパーズ・バザー アメリカ版>に対し、次のように説明。

「イベントの主催者が誰か、そしてどんな人たちが集まるかによって、正装の度合いはかなり異なります」
「トレンドに敏感な人たちが集まるなら、何でもありです。私の見解としては、たとえデニムでもカクテルパーティ用のドレスアップになり得るでしょう。けれど、より伝統的な意味合いのカクテルパーティだとしたら、デニムは避けるべきですね」

大切なのは、会場のロケーションとイベントの主催者がどのくらい形式的かを考慮することだそう。チョイ氏はさらに次のようにも話します。

「ファッションイベントやクリエイティブ系のカクテルパーティの場合は、より自由度が高く、既成概念にとらわれない発想で参加できます」
「結婚式のようにより伝統的なイベントの場合は、慣習的なスタイルにこだわります。なぜなら、新郎新婦より目立ってはいけませんし、年配のご親族に不快な思いをさせたくないからです」

パーティの全体像がイメージできたら、ショッピングを始める前にいくつかの注意点があるので、以下でチェックしておきましょう。

  • 既成概念にとらわれない

「カクテルパーティのドレスコードといえば膝丈のドレスを想像してしまいがちですが、必ずしもそうではありません。スーツやツーピースのセパレート、リトル・ブラック・ドレスまで、洗練された選択肢は数多くありますし、イベントに応じて様々なアクセサリーを合わせることもできます」とチョイ氏。変則的なルックに甘んじることなく、モダンなワードローブにひとひねりを加えて。

  • やりすぎは禁物

チョイ氏は「ドレスコードがカクテルアタイア(カクテルパーティ用の衣装)の場合、レス・イズ・モア(控えめな方が良い)でしょう。(中略)その場で一番着飾った人になるよりも、ミニマルにまとめつつ、個性的なアクセサリーでドレスアップするのがおすすめです」と話します。

カクテルアタイアの装いのカギを握るのはシンプルさですが、そこにキラキラとしたシューズや目を引くバッグ、ステートメントジュエリーなど、面白味のある小物を加えれば、クラシックなドレスの雰囲気を大きく変えて、個性や遊び心を演出することができます。

  • 一度しか着ないものに投資しない

チョイ氏は「買う前に、『この服をまた着る機会があるか?』『少なくとも3通りの方法でスタイリングできるか?』を自問自答してください」と話します。次の大きなイベントに向けてショッピングするときも、この質問を念頭に置きましょう。チョイ氏は、具体的に次のように説明します。

「私がカクテルパーティのルックを選ぶ際は、一度だけ着て終わりにならないように、様々な機会に着用することができるアイテムを購入するようにしています」
「たとえば、2ピースのセットを買えば一度きりにはならないでしょうし、リトル・ブラック・ドレス(またはジャンプスーツ)やクラシックなシルエットの装いも、簡単にドレスアップやドレスダウンすることができるので重宝します」

ここからは、カクテルパーティルックを成功させるためのヒントとコツを具体的に見ていきましょう。

リトル・ブラック・ドレス

street style paris fashion week womenswear springsummer 2023 day seven
Edward Berthelot//Getty Images

リトル・ブラック・ドレスが人気の理由は、多用途で美しく、決して流行遅れにならないから。一度自分に合うものを見つければ、一生クローゼットに残って活躍し、カクテルパーティの装いの悩みも解消してくれるでしょう。

チョイ氏は「ミニからミディ丈のドレスがベストですが、カジュアルなマキシ丈でも良いですね」と言います。裾や袖の好みにかかわらず、どんな人にもフィットする幅広いラインナップがそろうのも嬉しい。

イブニングアウター

fashion photo session in paris october 2022
Edward Berthelot//Getty Images

イブニングアウターについて、チョイ氏は次のように話します。

「季節に合わせて着こなしを変えてみてください。私の場合、冬はエレガントなイブニングコートを主役に、シンプルなスリップドレスや洗練されたドレスパンツを組み合わせるのが好きです」

このとき、サテン、ベルベット、ブロケードなどの素材を選ぶのがポイント。軽い生地なので、春や秋にも着ることができます。

シルキースーツ

street style paris fashion week womenswear springsummer 2023 day three
Jeremy Moeller//Getty Images

「パンツスーツは非常に手堅い選択肢です」とチョイ氏はアドバイス。パンツでもスカートでも、シルキーな素材のテーラリングスーツはカクテルパーティの装いに適しています。

サテンやシャルムーズのように光沢感のある素材を選べば、普段のウールやコットン、ツイルなどのスーツよりも、一段と洗練された印象に。

セットで着たり、別々に着たり、ブラウスを合わせたり、ブラウスなしで着たりと、スタイリングの選択肢も幅広く、定番アイテムとして何度でも着用することができます。

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ツーピース

street style september 2022 new york fashion week
Daniel Zuchnik//Getty Images

ツーピースについて、チョイ氏は次のように話します。

「私の場合、夏場は別々に着回せるツーピースのセットが好きです。(中略)なかでも『One/Of』によるこの写真のルックは特にお気に入りです」

楽にスタイリングできるツーピースセットは夏場に限らず、オールシーズンで活躍。たとえば、ノースリーブのトップス&パンツの組み合わせは、そのまま着ても良いし、下にタートルネックを重ねたり、寒い夜にはブレザーを上から羽織ったりしても良いでしょう。

様々なワードローブと組み合わせて着回しに挑戦してみて。

リュクスなフラットシューズ

street style september 2022 new york fashion week
Edward Berthelot//Getty Images

チョイ氏は、シューズのこだわりを次のように話します。

「美しいアクセサリーは、スマートでカジュアルな装いをカクテルルックに昇華させてくれます」

「私はヒールも大好きですが、カクテルパーティでは高級感のあるフラットシューズを履くことが多いです」

彼女は、「マノロ ブラニク」のクラシックなミュール、ハンギシや、「サンローラン」のスリングバック・フラット、「ロフラー ランドール」のクリスタル・バレエ・フラットなどを愛用しているそう。

カクテルパーティにふさわしいフラットシューズを選ぶなら、たとえさりげないタッチであっても、少し輝きのあるものを選んでみて。

仕上げのアクセサリー

"le raphia" jacquemus show photocall at le bourget
Edward Berthelot//Getty Images

ルックを完成させるアクセサリーには、ミニマルなフォルムでクリーンな印象を与えるクラシックなものがおすすめ。チョイ氏は次のようにアドバイスします。

「ジュエリーに関しては、特別な日のために一点ものをレンタルできる『Beekman New York』を利用しています」

「『ソフィーブハイ』のオードリーイヤリングは私の定番ですし、普段多くのジュエリーを身につけない私のような人には、どんなルックにもマッチする大胆なイヤーカフがおすすめです」

「バッグに関しては、エレガントでタイムレスなルックには『ハンティング シーズン』を、変化球を加えたいときには『カロリーナ サント ドミンゴ』を合わせています」

どんなルックとも相性がよく、何度でも使える実証済みのアイテムをチョイスして。


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