史上最も売れたアーティストの一人であるマライア・キャリー。どうやら、彼女らしい方法で自身の半生を伝える準備を整えた模様。SNSを通じて、7月9日(現地時間)、アンディ・コーエン・ブックスから9月29日に発売予定の回想録が完成したことを明らかにした。

そのタイトルは、『The Meaning of Mariah Carey(仮訳:マライア・キャリーの意味)』。ファッションジャーナリストで活動家でもあるミカエラ・アンジェラ・デイヴィスの協力を得て執筆したこの本は、スターダムを駆け登るまでの道のりや人間関係、個人としての葛藤など、マライアのこれまでを様々な視点から振り返る内容となっているそう。

マライアはまた、ファンに充てた手紙も公開。この本について、こう説明した。

「回想録を書こうという勇気と明確な気持ちを持てるようになるのに、今までかかりました。今の私を形成する、過去の浮き沈み、成功と心の傷、大失敗や夢、すべてに関わる瞬間の物語を伝えるものになればと思っています」
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「この回想録を書くのは、ひどく難しく、また謙虚にさせられることであり、そして癒しでもありました。私自身のことだけでなく、人間の精神が持つレジリエンス(回復力)についての新たな理解に繋がれば、と心から願っています」

さらに『ローリングストーン』誌によると、本作はマライア自身が手がけるオーディオブック形式でも発売されるのこと。

自身の名前をタイトルにしたデビューアルバム『マライア』を発売してから、ちょうど30年を迎えた今年発売されることとなったこの本。彼女はデビュー以来、2億枚以上のアルバムセールスと、5回のグラミー賞受賞、そして“間違いなく最も人気”のクリスマスソングも生み出しており、今年はソングライターの殿堂入りも果たしたところ。

ディーバの活躍は、まだまだ続きそう!

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub


From: Harper's BAZAAR JP