アメリカ・カリフォルニアで8月27日に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、数々のアーティストが豪華パフォーマンスを披露。中でも女性たちへ強いメッセージを送り、輝いていたのが映画『モアナと伝説の海』の「How Far I'll Go」などで知られるカナダ人シンガー・ソングライターのアレッシア・カーラ(21)。
この日、美しさの定義が蔓延するこの世界で、自分を受け入れることの難しさと大切さを歌った、自身のヒット曲「Scars to Your Beautiful」を披露(歌詞抜粋は以下の通り)。
あなたはそのままで美しいということに気づくべき。何も変える必要はないの、世の中の考えが変わればいい。
この歌詞の通り、ステージ上でウィッグを取り、メイクを落とし、ドレスを脱ぎ…ありのままの美しさについて表現。
↓歌い始めはドレス姿
↓黒子が現れ(!)ウイッグを外され…
↓ドレスも脱がされ…
↓シンプルな黒いスウェット姿でパフォーマンスを終了
その後も、ショーの間ずっとスエット姿を貫いた様子
<GLAMOUR>のインタビューで、この曲は絶対にスッピンで歌うと誓った彼女。自身も見た目についてコンプレックスがあり、ただそれでも、自分らしさを受け止めることを届けたかったのだとか。
この曲は、自分の見た目を好きになれなかった経験がある人に贈るわ。美しさには決まりがないし、変わらなければいけないのは世の中のほうよ。私自身も高校生の頃、髪の毛を失ったツラい経験があって、未だにそれは完治していないの。
メイクすることが好きならしたら良いし、したくなければそのままでも良い。正解は1つじゃない。自分らしくいることが大切。
圧巻のステージ映像はこちら:
多くの女性たちが捕らわれしまう「美しさ」への脅迫観念から心を救いたい!という強いメッセージを放った彼女。きっと、多くの人が勇気づけられたはず。