歌姫セリーヌ・ディオンと言えば、映画『タイタニック』の主題歌を思い浮かべる人が多いのではないか? 1997年にリリースされた曲『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』が収録された自身のアルバムは、各国のチャートで1位を獲得し、まさに彼女の代表曲!

でも、実はこの曲について<billboard>に本人が話したところによると、「実は当初、歌いたくなかった」のだとか。ここまでのヒット曲になるとは本人も思っていなかった…?

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ビルボード・ミュージック・アワードで、曲のリリースから20周年が経つのを記念し『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を披露したセリーヌ!

今となっては『タイタニック』を象徴するセリーヌの曲なものの、当初、監督のジェームズ・キャメロンは、この歌を映画の挿入歌にすることに反対。ポップ・バラードを映画のメイン曲にすることに抵抗があったのだとか。

長い審議と、彼女のマネージャーで夫のレネ・アンジェリルがジェームズを説得したこともあり、何とかレコーディングの日が決定!

ところが、セリーヌもレコーディングの日は体調が悪く「最悪な気分だった。とにかくお腹が痛くて…女の子の日が始まるところだったの」と振り返っている。実は全く気乗りしていなかったそう。

ところが彼女が歌い出すと、その素晴らしさに、作曲家のジェームズ・ホーナーとレネは涙を流したそう。

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そして、その曲を耳にした監督もこの曲の使用に賛同し、クリエイティブチームと共に、楽曲を映画に入れるべく動くことに。その結果、1998年に『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』はオスカーの歌曲賞を、続いてグラミー賞では最優秀レコード賞など計5回を受賞。時代を超越するラブソングが、セリーヌの代表曲となり世界的な大スターへと導いたよう。

もちろんのことですが、セリーヌはこのときに夫が、曲を勧めてくれたことに本当に感謝しているそう。生理前のPMSがあの迫力ある感情的に歌声に繋がったのかも!?