「授乳」によってママが得られる9のメリット

母乳を絞り出して、カロリー燃焼!?

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初めての授乳は予想以上の痛みや労力を伴うもの。それでも母乳育児をすることでママが得られる意外なメリットについて、コスモポリタン アメリカ版から。

育児環境や身体的な理由で授乳が困難なママがいるのは事実。それでも、生後6カ月までの新生児にとって母乳が最良の栄養であるという点で専門家の意見は一致しているよう。米国産婦人科学会(ACOG)によると、母乳は成長に必要な栄養素を完璧な配分で含み、赤ちゃんをアレルギーや感染症から守り、さらには乳幼児を襲う突然死症候群 のリスクをも下げるんだとか。

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授乳経験のある女性の健康状況を調査した最新研究結果によると、授乳でママが得られるメリットは想像以上! すべての女子が知っておきたい9つのメリットを見ていきましょう。

1. 乳がんのリスクが下がる

授乳により乳腺は完全に成熟すると言われ、授乳する機会がないと乳腺に異常細胞やガン細胞が成長してしまうリスクが増えるのだとか 1年授乳することで、乳がん発症のリスクは4.3、子供1人につき7%も減る計算に!

2. 卵巣がんのリスクが下がる

学会誌『Maternal & Child Nutrition』の主執筆者で、ケンブリッジ・ヘルス・アライアンスのメリッサ・バーティック内科助教授によると、授乳期に排卵が抑制されることで、卵巣がんのリスクが下がるんだとか。他にも、授乳経験者は卵巣がん細胞のたんぱく質に対抗する特別な免疫抗体を得る可能性が上がるのだそう。つまり授乳すること=予防接種の原理で卵巣がんと戦える体がゲットできるということ!

3. カロリー消費量がすごい

当然ながら母乳はどこからともなく沸いてくるわけではないので、授乳期のママの体は栄養満点の母乳を生産すべくフル回転。ACOGによると1日に500キロカロリー以上も燃焼している計算なんだとか。食物を燃料に変える助けをする、グルコース代謝やインスリン感受性も向上するそう。つまり、ご褒美にちょっとくらいデザートを食べても授乳中は消費しちゃえるかも。妊娠中に増えた体重を落とすためにも、ぜひ利用したいメカニズム。.

4.  2型糖尿病発症のリスクが下がる

妊娠中は授乳期に備えて、お腹周りに燃料となる脂肪を備蓄しがち。いくら妊婦でも蓄えすぎると、2型糖尿病発症のリスクが増えてしまうんだとか。授乳にはお腹周りの脂肪を落とす効果があるので、糖尿病の心配も減って一石二鳥。

5. 高血圧のリスクが下がる

母乳の生産に使われるホルモン(オキシトシンとプロラクチン)がそのスーパーパワーの鍵を握っているのだとか。授乳期だけでなく、さらに長期に渡って高血圧を予防する働きがあるそう。

6. 心臓発作のリスクを大きく下げる

「授乳することで、女性のホルモンや体脂肪率は健康な状態になります。まるで、出産を経て新陳代謝や心臓の健康状態がリセットされるかのようにです」と、バーティック医師。薬の限界を遥かに超える授乳の効果すごい。

7. 産後のぽっこりお腹もすっきり

授乳するとオキシトシンというホルモンが放出され、妊娠により肥大した子宮が通常の大きさに収縮する助けをするそう。産後の出血を止めるのにも効果的なんだとか。

8. 産後うつの予防効果が期待できる

母乳育児をするママは、授乳ができないママと比べると産後うつになる可能性が低いのだとか。ノースカロライナ大学母体胎児医学部 のアリソン・スチューベ助教授によると、「うまく授乳できないこと が産後うつを招くのか、産後うつによって授乳が困難になるのかは解明できていません」。確かなのは、母乳を作り出すために分泌されるオキシトシンは、ママのストレス度を下げる働きをし、母子の結びつきを深めるということ。これは、母子共にメリットが大きいこと。逆に、オキシトシン分泌の低さと産後うつには結びつきがあるようで、これは母乳育児の困難によって引き起こされる症状とも考えられるのだとか。

9.他の慢性疾患を予防できる可能性も 

人類誕生の時から授乳してきたことを考えると、授乳で得られるメリットについての研究はまだまだ始まったばかりとのこと。『Maternal & Child Nutrition』誌の共著者で、カリフォルニア大学デービス校 のエレノア・ビムラ・シュワルツ内科医によると、授乳により関節リュウマチや多発性硬化症といった自己免疫疾患がリスク低下するという可能性も出てきているそう。これも授乳のおまけ効果かも! 

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: シャー順子

COSMOPOLITAN US

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