この世に「完璧なカラダ」なんて存在しない…と頭ではわかっているものの、SNSでナイスボディの女性たちを見ると、つい自分と比べてコンプレックスを感じてしまうもの。

そこで紹介したいのが、プレゼンター兼モデルで、ライフスタイルブロガーでもあるチェッシー・キングさん(24歳)。コスモポリタン イギリス版によると、彼女は「SNSに投稿されている一見完璧な画像は、巧みな撮影トリックによるもの」というメッセージを発信しているそう。

普段は自身のSNSで、セクシーなショットやフィットネスについてのアドバイスを投稿することも多いチェッシーさん。そんな彼女は先日、ばっちりキメたビキニ写真の隣りに自然な状態の1枚を並べ、カメラアングルや光の加減で見た目が劇的に変化することを実証。彼女いわく、多少の調整を加えることで、SNSでお馴染みの「非の打ちどころのない写真」が完成するのだそう。

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私は適度に運動をして、バランスよく食べているし、プールサイドで座ったときにお腹にお肉が乗ってもOKってことも知ってるわ。

実は人気インスタグラマーのチェッシーさんでさえ、自分のカラダに自信が持てなかった過去があるそう。だからこそ彼女は「世間で目にしたものを自分の目標に設定すべきではない」と強調します。

そして他にも、「完璧ショットの裏側」を続々と投稿中。

左の写真を撮った数秒後の姿が右の写真。1年前の自分だったら、右の写真を見て自己嫌悪に陥っていたはず。でも、今の自分ならありのままの姿を受け入れられる。SNSに投稿されている写真なんて、ボツになった何十枚もの写真の中のベストショットというのが現実よ。

自分を勇気づけてくれる言葉。1.自分に対して正直であること 2.自分のカラダに自信を持つこと。"見映えのいいポーズ"を見つけるのも良いことだけど、ただそこに立って笑うだけで心地よく感じられるなら、その方がもっと素敵。

カラダを変身させるには何カ月にも及ぶハードな運動と覚悟が必要。でも写真だと、たかが照明の違いでこれほどまでの差が出るのよ。だからどうか、スタイルのいい人の投稿を見て「どうして運動もして、食事も気をつけているのに、私はこんな風になれないの?」なんて思わないでね。

こういう写真をInstagramでシェアしてくれる人たちが好き。だって、こういう写真のおかげで、私のカラダは普通なんだと思えるから。マスコミはSNSがうつの原因になっているなんて報じてるけど、きちんとした人をフォローすれば、自分は独りじゃないって気付ける。自分の責任と真面目に向き合い、あなたに正しい知識を与えたいと思っている人たちこそ、あなたがフォローすべき人物よ。

さらに、画像編集アプリを使用したビフォー・アフターショットもアップ。

自分のカラダのアラ探しを始めたら、キリがないはず。それに画像編集アプリを使えば、そんなお悩みを一瞬で吹き飛ばすことができるわ。でもね、素晴らしい人であるために必要なのは人間性であって、大きな胸やお尻は関係ないのよ。

26万人以上ものフォロワーたちに対して、常に正直でありたいというチェッシーさん。私たちはついつい"他人に見てほしい画像"を投稿しがちだけど、本当に大切なのは自分が心地よくあること、そして、自分自身を受け入れること。チェッシーさんのメッセージは、幻想でしかない"完璧さ"に一喜一憂する私たちに、改めてその重要性を教えてくれているよう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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