誰でも、「自分だけは病気になんてかからないはず」と高をくくりがちだけど、乳がんは年齢に関係なく、誰にでも起こり得る病気。コスモポリタン イギリス版によると、乳がんの早期発見を助けるためのレモン入りの箱の画像が拡散されているのだとか。乳がんは、発見が早ければ早いほど、回復するチャンスが高まる病気。
この画像を制作したのはワールドワイド・ブレスキャンサーで、「あなたのレモン(乳房)についてもっと知ろう」という啓蒙キャンペーンの一環なのだそう。この画像を見ると、ガンの様々な兆候がひと目で分かるのだとか。
胸のしこりは乳がんの兆候としてもっとも一般的なものだけど、この画像を見ると必ず発生するものではないことのよう。乳房の窪みや陥没した乳首から、へこみや乳房の形やサイズの変化に至るまで、ありとあらゆる変化が何らかの異常を示すのだとか。この画像を慎重に観察し、日頃から何らかの異常がないか、ぜひ気をつけてほしい。
この画像の注目度が一気に上がった理由は、乳がんを克服したエリン・スミス・チエーズさんによるFacebook投稿。エリンさんは以前にタイムラインでシェアした乳がんに関する画像のお陰で、自分が乳がんにかかっていることにすぐ気づけたと振り返っている。
「2005年12月、この写真にあるのと同じく、(乳房に)へこみがあるのに気づいたとき、乳がんになったことがすぐに分かりました。しこりを探そうとしましたが、触知不能でした。5日後、乳がんであると診断され、次の月にステージ4であると宣告されました」
「乳がんがどんな病気であるかは分かっていましたし、自己診断についても詳しく知っていました。でもこの画像があったからこそ、自分が致死に至るこの病気にかかっていることに気づくことができたのです」
このような画像の重要性について、彼女はこう語っている。
「私たちは、本物の情報を必要としています…本物の情報を伴う画像を見て初めて、私は注意すべき兆候を知ることができたのです」
[facebook ]https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10154886141978894&set=a.118071123893.124938.577163893&type=3[/facebook]
レモンの写真の説明=乳がんの見た目&感触:何か気づいたことがありましたか? そうだとしても、多少の変化は正常なので、パニックにならないで。もし異常が続くようなら、医者に相談を。
(レモンの上段)肥厚した塊/くぼみ/皮膚の痛み/赤みまたは熱/異常な分泌液/ぶつぶつしたくぼみ (レモンの下段)膨らみ/隆起した血管/乳首陥没/形の変化/オレンジのような表面/隠れたしこり(がんのしこりはレモンの種のように固く感じ、移動しないことが多い)
とある人が、乳がんの写真を<Facebook>に投稿しました。それは手で触ったときにどう感じるかではなく、どのように見えるかということを示すもの。2015年12月、この写真と同じようなくぼみを自分の乳房に見つけたとき、すぐに自分が乳がんであることが分かりました。(中略)がんにかかっている人にそれを気づいてほしいなら、このように実際に役に立つ写真を拡散してほしい。
この写真を見つけたサイトがこちら。このレモンキャンペーンを始めてくれた団体に心から感謝している。ほかの人にも是非活用し、役立ててほしい。
自己診断だけでは危険だけれど、定期検診を忘れずに行い、手遅れになる前に日頃から定期的に自己チェックすることを心がけて!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions