肌をキレイに保つなら、スキンケアにお金も時間も費やす以上、正しいアイテムを使いたいところ。そこで、コスモポリタン オーストラリア版から、肌タイプ別に保湿クリームの選び方をご紹介。

ニキビができやすい/オイリー肌

せっかく保湿クリームを塗ったのに、なんとなく肌が突っ張っているような気がしたら、肌に合っていない証拠。スキンケアのプロでエステティシャンのメラニー・グラントさんによると「濃厚すぎる保湿クリームは油っぽく、ギトギトした肌の原因になります」とのこと。

その場合は、軽いテクスチャーの乳液やジェル状の保湿剤に加え、テカリを防ぐ商品をTゾーンなどのオイリーになりがちな部所に使うのがよさそう。

「ニキビができやすいオイリー肌でも水分不足である場合があるので、ウォーターベースの商品で水分補給を心がけて下さい」とのアドバイスも。

「ナリシング(栄養補給)」という記載が含まれている商品は避けるのがベストだとか。

また、フィフティフォー・パークストリート・ヘルスクラブ&デイスパでマッサージセラピストとして勤務するケイコ・ホリカワさんは、「濃厚な保湿クリームは毛穴を塞ぐ可能性があるので、オイリー肌の人は避けたほうが無難です。ヒアルロン酸を配合している商品は保水効果がある上、肌に水分を引き寄せる効果もあります」とコメント。

「オイリー肌は毛穴を塞ぐ角質が溜まりやすいのですが、AHAやBHAは角質を防いでくれます。角栓づまりや白ニキビでお悩みなら、詰まった毛穴に浸透しないAHAよりもBHAがおすすめです」

乾燥肌

カサつきが気になるなら、潤いと油分の補給が必要。だからこそ、テクスチャーが濃厚でクリーミーな商品を選ぶのが重要。成分にオイルが含まれているかチェックを忘れずに。

「乾燥肌には栄養補給してくれるエモリエント処方がおすすめです。肌の油分と水分を増やしてくれる商品を選びましょう」と、メラニーさん。

ザクロエキスなど、抗酸化効果の高い成分は浸透力が強く、抜群の保湿効果があるんだとか。

混合肌

混合肌の人にとっては、顔のパーツによって乾燥していたり、ベトついていたりするのがもっぱらの悩み。

メラニーさんのおすすめは、セラムを塗った上にテクスチャーが軽めのウォーターベースの保湿クリームを重ね塗りし、リッチなアイクリームも併用すること。こうすれば、乾燥しているエリアに栄養が行き渡り、オイリーなエリアのテカリが抑えられるそう。

普通肌

あなたが普通肌の持ち主なら、肌をUVAとUVBから保護してくれる、持続性の保湿効果がある商品を選ぶのが良さそう。

夏にはサラッとしたタイプ、冬には濃厚なタイプに切り替えることを忘れずに。正しい商品を使っていれば、健康的な肌をゲットできるはず。

敏感肌または感作(かんさ)肌

まずは、これらの違いから。敏感肌は赤くなったり、アレルギーになりやすかったりする傾向が高い肌のこと。

感作肌は、何らかの物質と反応して異常が発生する肌。

メラニーさんによれば「感作肌とは、ストレス、旅行、刺激の強い成分や食物不耐性などが引き起こす、一時的な状態を指します。鎮静効果を謳う、原料の数が少ない、無香料の商品を選びましょう。敏感度のレベルによっては、AHA、レチノイド、粒子の粗いスクラブは避けるほうが無難です」とのこと。

また、ケミカルタイプの日焼け止めは肌トラブルを起こしやすいので、紫外線散乱剤が含まれている商品を選び、パッチテストを行うのもおススメ。

肌の状態と相談しながら、ベストな状態を目指してみてくださいね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

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