チョコに、バナナも!ストレス解消に効果的な食べ物18
やけ食いする前に読んでみて。
仕事、人間関係、彼との悩みなどなど…忙しい現代に暮らす私たちには、ただ毎日を生きているだけでも襲ってくるストレスがたくさん! ついついストレス解消のためにやけ食いに走ってしまいがちだけど、食べ物のチョイスによっては、ストレス解消に一役買ってくれる食材もいっぱいあるのだとか。
そこで<marie claire>が、ストレスを感じたときにオススメの食べ物について、専門家たちに聞いてきました。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:宮田 華子
オートミール(ベリー類&クルミ入り)
オートミールとは燕麦(えんばく)を食べやすく加工したもの。「オートミールにはビタミンBが豊富に含まれているため、気分を安定させる効果が。またラズベリーやブルーベリーなどのベリー類でストレス解消効果のあるビタミンCを、クルミで抗ウツ効果が期待できるオメガ3脂肪酸をプラスするとよいでしょう」と語るのは、ホリスティックヘルスに詳しい栄養カウンセラーのナターシャ・ウスペンスキーさん。「オートミールにはいくつか種類があります。蒸して平たくした状態の"ロールドオーツ"や、もみ殻を取り除き割った状態の"スティールカットオーツ"の方が栄養価が高くヘルシーですが、調理に時間が掛かります。電子レンジで温めるだけ、または牛乳をかけるだけでOKのインスタントタイプのものは、お腹が空いたときにすぐに食べられるので便利ですね」。
全粒粉クラッカー&ピーナッツバター
栄養学の専門家であり栄養コンサルタント会社「NAOニュートリション」の創業者であるニッキー・オストローワーさんは、ストレスがマックス状態になったときにこの組み合わせでクラッカーを食べるそう。「全粒粉クラッカーは複合炭水化物を多く含んでいるので血糖値を安定させ、ピーナッツバターはタンパク質だけでなく、血糖値を下げる働きのある良質の脂肪を供給してくれます。血糖値を安定させることは精神安定上とても大切なことです」。血糖値が急激に上昇したり下降したりするとエネルギーが奪われ、気分が悪くなったり、ストレスレベルを上げてしまうとのこと。
玄米で作ったサーモンロール寿司
「サーモンやサバ、イワシなど、脂ののった魚はオメガ3脂肪酸を豊富に含んでおり、ストレスが引き起こす病気の予防に役立ちます」とモスさん。気分を安定させ、脳の健康にも貢献してくれるそう。また酢飯を玄米で作ることにより、セロトニンレベルを上昇させ、気持ちを静めてくれる効果がある複合炭水化物を摂取することできるので、一挙両得!
固ゆで卵
卵の黄身には記憶力を高めるための必須栄養素「コリン」が豊富に含まれているそう。「それだけではありません。卵はチロシン、アミノ酸など、知覚や記憶力を助ける他の栄養素も含んでいます」とオストローワーさん。