「マッチングアプリに真剣な恋愛なんて求めてないし」なんて言っていても、心のどこかで「でももしかしたら運命の人がいたりして…」と思っている人も多いはず。そんな割り切りたくても割り切れない期待感に光を射すべく、「夫との出会いはTinder」と語る女性たちのエピソード集を<コスモポリタン アメリカ版>からご紹介!

キャリーとカートの場合

写真をいくつかあげていただけで特にプロフィールも書いていなかった私が、Tinderで夫を見つけただなんていまだに信じられないわ。マッチすればするほど、一度に何人もの人と同時に連絡を取り合うのはすごく大変で、当時34歳だったということもあって、もう遊んでる場合じゃないわって思っていたの。Tinderのおかげで毎日違う人とデートできていたから、そういう意味では執着していたんだけどね。

そんな悶々としていた2014年の7月だったわ、カートが私にはじめてメッセージを送ってきたのは。「やあ」って笑顔の絵文字と一緒にね。私が返事を返さないでいたら、次の日に彼の方から「おはよう」って。それで1時間後くらいに返信したのが始まりだったの。

不思議なことにカートと話していると、まるでずっと前から友達だったかのように自然体でいられたの。それから1週間ほどして実際に会うことになって、その日から今日までずっと一緒に歩いてきたわ。 身長が高い人がタイプ! なんてTinderでは強気に書いていたけど、実際のところカートって私より身長が低いのよ(笑)。それでも会った瞬間から魅せられて、今もその気持ちは変わらない。

それまで160kmも離れたところに住んでいたんだけど、2015年の2月に彼が仕事をやめて私の住む街に越してきてくれて。その年の12月にはプロポーズをしてくれたわ。今でも彼専用の着信音が鳴ると心が躍るの。一緒にいればどんな時も楽しいし、まさに完璧に「マッチ」してたわ。

アリッサとジョシュの場合

Tinderにいる男性たちの私への扱いに段々と疲れていってしまって、アカウントを消そうと思って開いたらジョシュを見つけたの。イケメンが泥の中を這っているというプロフィール写真にだけじゃなくて、同じ地元のユダヤ系だったってことで一気に興味が湧いて。友達に「アプリを消す前に、最後に彼と24時間だけやりとりしてみる」って言ったのを覚えてるわ。

数日メッセージを送り合った後、金曜の夜にデートに誘われたの。ルームメイトと約束があったうえに、私たちの間では「男より女の友情を優先する」っていうルールを決めてたから、彼女に分かってもらうために5日にわたるメッセージのやりとりを全部見せて、約束に参加できない理由を説明したわ。

最初のデートでは、会話をしていてすごく気楽で、時間があっという間に去っていった。レストランを出た後は地元の隠れた名ピザ屋に行ったんだけど、最終的にその日のデートは最高のキスで幕を閉じたの。それからの1週間、無理にでも会う理由を見つけあって、毎日のように会っていたのを覚えてる。

面白いのは、実は私の母と彼と叔母が26年にもわたる友人だったこと。しかもTinderで出会うずっと前に、その2人が私たちを紹介しあおうとしていたのよ。そんな偶然も重なって、お付き合いから2年経った今、私たちは婚約をして近々同棲する予定なの♡

#swipedright をSNSで検索してみて!

たった数組の奇跡の話を聞いたって、気休めにもならないって? でももし、こういったTinder成功談がSNSにいっぱい報告されているとしたら…? ツイッター、インスタグラムどちらからでも「#swipedright」(右スワイプしたのは正しかった!)と検索すれば幸せな気持ちになれるはず♡

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ねえ、一生の親友であり、一生のボーイフレンドになってくれてありがとう。たとえ自分の気分が優れない時でも、私を笑わせてくれて支えてくれる最高の存在よ。愛してるわ。#ティンダーありがとう

洗濯物をたたむ手を止めて写真を漁っていたわ。今だに彼が私のものだなんて信じられないの。この写真は私たちが夫婦となってすぐに撮ったものよ。

マッチして15分後に彼の方からデートに誘ったら、彼女の答えはイエス。今や婚約をして、お腹には男の子がいるんだ。素晴らしいタイミングに恵まれた、シンプルなお話。

ひと握りかもしれない、でも運命の出会いが転がっている可能性もあるというわけ。もちろん運悪く良い出会いに恵まれないこともあるかもしれないけど、傷つくことを恐れて数パーセントの可能性さえも捨てちゃうのはもったいない! うまくいかなかったら「期待してなかったし」って、笑い飛ばしちゃえばいいんだし。

COSMOPOLITAN US