アメリカ・テキサス州ヒューストンに住む実業家のレニー・ランダースさん(70歳)は、2010年に腰の椎骨を固定する手術を受け、体力を回復させるためにトレーニングをスタート。

現在は週に5日ジムに通いながら、ボディビルの大会に出場するまでになった彼女が感じた心身の変化とは――。

もともと、出産する前までは毎日ランニングを続けていたという彼女。しかし、子どもを産んでからは腰痛に悩まされ、以前のような厳しいトレーニングはできなかったという。

2009年10月に腰の手術受け、2010年の夏からはパーソナルトレーナーと一緒にトレーニングを開始。体力の回復のために続けていたものの、今では週5日ジムへ行き、ボディビルのためのトレーニングをしているのだとか。

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▲左が63歳の頃、右が現在のレニーさん

「今までで一番健康的で、20代の頃より見た目も気分も良くなった」と<Daily Mail>に語ったレニーさんは、昨年5月にボディビルの大会に出場。他の出場者よりも20歳以上年上という状況のなかで、6位という結果に!

「人生で最高の日でした。私は他の出場者より少なくとも20歳は年上だったのもあって、キラキラしたビキニを着るのが怖かったんです。でも今は、70歳という年齢とセクシーさは両立できると知っています。それが私が生きた証だから」

レニーさんはこの大会に出て以来、テキサス州とカリフォルニア州で行われた4つのコンテストに参加。大会がボディビルのモチベーションにもなっているそう。

「ボディビルは私の人生であり、私が生きたい方法なんです。競争するのが待ち遠しいし、とても楽しいから。私はとても幸運だと思うし、自分が70歳だなんて信じられないです」

▲左がレニーさん

彼女はジムに行ったり、健康に気を遣ったりするのに「遅すぎることはない」とアドバイス。

「体を鍛えること、動くことはとても重要で、それによって人生を長く楽しむことができる。生年月日で自分を制限してはいけません。忘れてください。あなたには選択肢があり、自分の好きなように人生を歩むことができるんです。私にとって、70歳という年齢はただの数字です」

自分のやりたいことを追求し、常に挑戦し続けるレニーさん。彼女の姿に、勇気づけられた人も多いはず。