歳を重ねるって最高!「年齢」にまつわるセレブの名言18
内側から美しくあるために覚えておきたい、セレブ達からのアドバイス
「若々しく見られたい」「シワを減らして肌のツヤをキープしたい」など、アンチエイジングに熱心な人は多いけれど、歳を重ねることは決して“悪いこと”ではないはず。
そもそも誰しも平等に歳をとり、そして年月は自分自身を育ててくれるもの。若さに過剰に固執してしまうと、幸せに歳を重ねる楽しみや喜びに気づけなくなってしまうかも…。
常に人の視線を集め、他人から評価されつづけるセレブたちも年齢に対する考えは様々。そこで、「年齢について語ったセレブの名言集」を<ウーマンズ・デイ>からご紹介。内面とともにしなやかに成長し、美しく歳を重ねていきましょう♡
シャロン・ストーン
シャロンは「歳をとることと美しさは同じこと」と考えているそう。<Allure>のインタビューでも「今の自分の体に自信を持っている理由」を説明しています。
「年齢を重ねるごとに美しくなっていく、ヨーロッパの女性をイメージしてみて。“女の子”と呼ばれる年齢の子より、成熟した女性が美しいのは知恵があるから。私もそうなりたいと思っています」
ナオミ・キャンベル
2020年5月に、50歳の誕生日を迎えたナオミ。 ヘルシーなダイエットやビューティールーティーンを欠かさない彼女だけれど、<ハーパース・バザー>の取材に対して「年齢なんて気にしてない」とサラリ。
「(年齢や体重などの)数字はまったく気にしていません」
「美容整形も、誰かを喜ばせるためではなく、自分のためにするのであればいいと思います」
キャメロン・ディアス
キャメロンも年齢を重ねることを「恐れるものではなく、ポジティブなこと」だと考えている1人。
<The Pool>のインタビューで「歳をとること=悪いこと、と考える必要なんてないのに」と語っています。
「私は年齢をポジティブに受けとめています。経験のない若いときよりも、今の方がずっと価値がある人間になったと思えるから。こうしたことを皆が発言すれば、大きな声となり、パワーになると思っています」
アイリス・アプフェル
インテリアデザイナーであり、ファッションアイコンとしても有名なアイリスは「スタイリッシュであるために年齢は関係ない」ことを世界に示した人物。
<CNBC>の取材でも「年齢については考えない。ただの数字でしょ」と語ったそう。
「歳をとることは弱くなることではありません。確かに体にはガタはくるので、自分自身をしっかりと保つことは大切です」
「歳をとりたくないと言う人はいるけれど、じゃあどうしたらいい? 解決法はありませんよね。だったら、自分をしっかり受けいれましょう。私は『自分の経験を仕事に活かしなさい。そしてこれまで助けてくれた人の恩に報いなさい』と言うことにしています」
ドリュー・バリモア
<NewBeauty>のインタビューで、「数年間のつらい時期」を経て「歳を重ねていく自分の顔をちゃんと直視できるようになったわ」と語ったドリュー。
年齢を拒否するのではなくしっかり受けいれ、娘たちもそのことを(良い意味で)理解しているそう。
「歳をとることは“贅沢で素敵なこと”と、娘たちにしっかり伝えたいんです」
「生きているからこそ、歳をとることができるんです。見た目ではなく、自分の存在そのものに安堵できる素晴らしさを、子どもたちに教えています」
リサ・ボネット
彼女は40代で2人目の子を出産。体の変化に動揺する人もいる中、リサはまったく気にならなかったと<People>の取材で答えています。
「年齢なんてただの数字。私にはまったく関係のないこと。鏡を見るたびに『顔には、これまでの人生のすべてが見える』と実感します。悪くないものですよ」
ケリー・ワシントン
歳を取ることが「最悪の事態」であるかのように振る舞う人もいるけれど、ケリーは真逆の考え方。
<Glamour>の取材で40歳になった感想を聞かれると、「私の人生、良い感じになっている」とニコリ。
「私にとって、40歳はまだまだ新人のような感覚。キャリアや子育て、ぜんぶ頑張っている最中だから。人生のこの時期を、エキサイティングな気持ちで過ごしています」
リース・ウェザースプーン
若いころの甘い思い出を語るのが好きな人は多いけど、リースは「20代のころより、40代の今の方がずっと快適」と<Allure>の取材(2019年4月)で断言。
「この世に43年生きているからこそ、今の視点があるというもの。25歳のときは感じ方も違っていたし、今と同じような考え方ではなかったですから」
「若いときは、特に語るべきこともなかった。でも43歳になり、これまでにいろんな経験をしてきて、世の中の変化を考えながら話せるようになりました。白髪と小じわもしっかり増えたけど、それもいいなって思っています」
スーザン・サランドン
(顔面の)脂肪吸引の経験を公言しているスーザン。でもボトックスについては<Allure>の取材で「一線を画している」とコメント。
「ボトックスをやったことはありません。ボトックスの施術後に顔に動きがなくなった人を見て恐怖を感じたので」
「どうしても施術後に“作りもの”っぽい感じになってしまうから、フィラー(注入治療)やインプラントはとても怖く感じます。急に唇が巨大化したり、頬に45度の角度がついた人をたくさん見てきたけれど、恐怖さえ感じました。私の顔は(皺で)ヨレヨレだけど、でもボトックスをした後の顔になる嫌悪感に比べたら、今のままでいいです」
ハル・ベリー
<Yahoo Beauty>でボビー・ブラウンと対談したハル。仕事を掴むために時にはルックスを変えることも必要なハリウッドで、生き残ることのプレッシャーを感じることもあったと言います。
ところが、あるとき年齢をしっかり受けいれることを決意したんだとか。
「歳を重ねることは自然なことであり、誰にでも起こることです。少しぐらい“オールドバージョン”になったとしても、常に自分らしくありたいんです」
「10年前に戻りたい! と思うのをやめましょう。そんな気持ちを手放し、今を受け入れればいいんです。言うのは簡単だって、自分でもわかっています。でも、これこそが私のゴールなんです」
ジェイダ・ピンケット・スミス
ジェイダは「歳を重ねることは自由になること」とポジティブにとらえているそう。
<ET>の取材に対し、「歳を取るにつれて、人が何を考えているかなんて、気にしなくなるものです」と語っています。
「歳を重ねると、若いときには得られなかった自由を手にするんです。知恵もつき、賢くなりますから。若いときより、今の方がずっと幸せよ」
彼女はシワがでてきた今の容姿も大好きなんだとか。
「これが私だもの。これが私の肌であり、私の顔であり、私の体。歳を取って自分自身をより受けいれられるようになったので、ずいぶんストレスから解放されました」
ジュリアン・ムーア
<ハーパーズバザー>のインタビューで、もっとも嫌いなフレーズは 「Women of a certain age(一定年齢以上の女性)」 だと明かしたジュリアン。
その理由を「年齢について言及しづらいという考え方は、化石のようなもの。何とかして、なくしたいんです」と答えています。
トレイシー・エリス・ロス
トレーシーの場合、年齢を重ねるのが好きなだけでなく、今まで感じたことのない美しさを感じているのだとか。
2018年に行われた<InStyle>の取材に対し、「45歳(当時)になって、これまでの人生で今が一番セクシーで美しいと感じています」とコメント。
「自分がもっとも美しく“見える”とは言っていません。もっとも美しく“感じている”の。それが私にとって、何よりも大切なことなんです」
ケイト・ウィンスレット
ケイトは、年齢を重ねるごとに「人生がまずます良くなっている」と感じているスターの1人。
しかし<Hollywood Reporter>の取材に対し、ハリウッドの厳しい状況も吐露しています。
「私たち(エンタメ業界の人間は)『君は今とても美しいけれど、まあ30歳までのことだね』『あなたの脚、とてもきれいね。でもそれも30歳までのことだけど』と言われるのが日常の世界に生きています」
「でも『30歳まで』って一体、何? 歳を重ねるのってワクワクすることなのに! 年齢とともにどんどん楽しくなるし、(良い意味で)変化も起こる。歳をとることは、自分に自信を持てることなんです」
ミシェル・オバマ
ミシェルは歳を重ねることはポジティブなことだと考えており、娘たちにもそのことを伝えているそう。
オプラ・ウィンフリーとの対談でミシェルは下記のように語っています。
「年齢の話をしたくない、20歳のように見せたいなんて、ばかげているけれど、女性はそう思ってしまう。でも逆に男性はどんな風に見えても気にしないし、歳をとってもそれはそれでいいと考えるもの。そんなの、ばかげていますよ」
「大人になりつつある娘たちは、自分自身の容姿や体をジャッジしたり嫌悪するようになっています。『去年はスルッと履けたジーンズが今年は履けない!』と言う娘に、『あなたは1年歳を重ね、少しずつ女性になっているの。もう子供の体じゃないのよ』と言いました。年齢を重ねることは素敵なことだと知ってほしいんです」
ウィノナ・ライダー
ウィノナは長い間「早く自分の顔にシワが出てほしい」と思っていたと告白。
「私は歳を重ねることが心地いいんです。これは、映画のセットの中で、常に子ども(のような存在)であることと関係があると思います」
「最近は美容整形手術を、ちょっとした衛生管理ぐらいに手軽に考える人が多いですよね。私もシワが刻まれた額を指さされ、『あなたも(美容整形を)受けた方が良いのに』『美容整形医に見てもらったら?』と言われたこともあります。でも私は『そんなの嫌よ。だってずっとシワができるのを待っていたのだから』って言いかえしてるけど」
ダイアン・キートン
ダイアンは著書『Let's Just Say It Wasn't Pretty(それってキレイじゃないって、言ったらいいのに/原題訳)』の中で、ボトックスや美容整形的施術について触れているそう。
「私自身は(ボトックスや美容整形を)しない」と書いているものの、施術した人を否定しているのではないのだとか。
「フェイスリフトやボトックスやフィラーが悪いとは思いません。そうした施術は(アンチエイジングとの)戦いの傷跡を消してくれますよね。でも私はそうした傷も私自身だと思うので、持ち続けていたいんです」
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子
WOMAN’S DAY