テキサスを拠点に活動する写真家、タラ・ルビーさん。昨年９月に10人の軍人ママの授乳姿を撮影した写真をネットで公開したところ、たちまち話題に。そしてそれをきっかけに、さまざまな職業の母親たちから写真を撮ってほしいと声がかかり、やってみようと思い立ったんだそう。
コスモポリタン アメリカ版では、それらの中からピックアップした写真を、ルビーさんのコメントとあわせて紹介。
【看護師】
「彼女は私が大好きな看護師さん。産科で働いているのだけど、実は彼女の子どもが新生児のときにも写真を撮らせてもらったの。今や大きくなった子を抱いてあやすのは大変そう。娘さんったら、ママの顔に自分の足を当ててじゃれるんだもの」
ルビーさんによると、ママが着ている制服は特注のものなんだとか。通常の看護師の制服では授乳がしにくいんだそう。
【教師】
教師をしているママの写真は図書館で撮影。教室内での撮影は学校の許可が下りなかったのだそう。このシリーズの撮影では、被写体が所属する組織の人事部の許可がなかなか取りにくいので苦労するんだとか。でもルビーさんは、それでも続ける意味があると感じているそう。「被写体になってくれる人にはみな、それぞれのストーリーやメッセージがある」というのがその理由。
【パイロット】
「パイロットをしているママさん。申し訳なかったんだけど、制服の前側のジップを全開にしてもらわなければならなかったの。しかも、彼女は２人同時に授乳。大きい方の子は３歳なんだけど、この子が生まれてからずっと、働きながら子育てをしているそう」
【ショーガール】
ショーガールとして働くママの写真は、仕事でラスベガスに立ち寄ったときに撮影させてもらったもの。「これは屋外で撮影を試みた第１弾」だったとのこと。撮影現場には人だかりができるほど注目が集まり、みんなが携帯電話で好き好きに撮影するので大変だったんだとか。ちなみに、彼女が抱いている息子の衣装が何気にエルヴィス・プレスリー風なのにも注目！
働くママの撮影を通じてママたちの強さを知り、ルビーさんはさらにこのシリーズを撮り続けていきたいと思うようになったそう。
「仕事か子育てか、の選択で悩む女性は大勢いると思う。制服姿で授乳するママの写真を撮ることで、多くの女性を勇気づけたいの。仕事をしながらだって子育てはできるのよ、って。誰かの役に立てるなら、やりましょうよ、ってね」
同シリーズのルビーさんの写真を、もう少し見てみましょう。
[facebook ]https://www.facebook.com/TaraRuby/photos/a.1179320108753244.1073741905.128601537158445/1210771965608058/?type=3&theater[/facebook]「彼女はフルタイムで働く看護師。素敵な写真が撮れてとてもうれしい」
[facebook ]https://www.facebook.com/TaraRuby/photos/a.1179320108753244.1073741905.128601537158445/1178698335482088/?type=3&theater[/facebook]「こんな写真をずっと撮ってみたいと思っていたの。働くママの強さが現れていると思うわ」
[facebook ]https://www.facebook.com/TaraRuby/photos/a.1179320108753244.1073741905.128601537158445/1177426798942575/?type=3&theater[/facebook]「彼女は６カ月間休みなく授乳を続けたお医者さん。復職してからも授乳を続けることは簡単なことではないけど、ママは頑張らないといけないのよね。でも見て、ママの腕に抱かれた息子の幸せそうなこと！」
[facebook ]https://www.facebook.com/TaraRuby/photos/a.1179320108753244.1073741905.128601537158445/1088446597840596/?type=3&theater[/facebook]「今日は歴史的な日！ 以前には考えられなかったけど、軍服を着たママさん軍人たちが授乳する写真の公開が許されたの。軍人らしくないなんて言わせない。軍人でありながら子育てをしているなんて誇らしいこと。より強い人間に見えるわよね」
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Captain & Me, Inc.
