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水やりの注意点も!「室内グリーン」を育てるコツをプロが伝授

置き場所や肥料を工夫するだけで長く育てられる! 参考にしたい6つのヒントをご紹介します。

室内に置いているグリーンの世話は意外に難しく、鉢植えの観葉植物を上手に育てることに苦労している人も多いのでは?でも、少し気を付けあげれば、元気に長く育ってくれるようになる。それを実現するために、ぜひ知っておきたい6つのポイントを、プロたちに聞いてみた。
Firn//Getty Images

鉢植えの観葉植物がうまく育たず、苦労している人も多いのでは? 室内に置いているグリーンの世話は、意外に難しいもの。でも、いくつか少し気をつけてあげるだけで、元気に長く育ってくれるようになります。

それを実現するために、ぜひ知っておきたい6つのポイントを「Hearst Contents Hub」からお届けします。

From House Beautiful UK

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手のかからない種類を選ぶ

various green plants in pots next to the wall indoor garden, house plants minimalistic scandinavian interior alocasia, ficus, palm, croton, monstera, arrowroot, calathea in baskets, boxes
Nataliia Tymofieieva//Getty Images

特に初心者は、世話の仕方に専門家レベルのテクニックが必要な植物を選ばないこと。見栄えが良く、かつメンテナンスが楽なものをチョイスしましょう。

イギリスの小売りチェーン「マークス&スペンサー」が発行する専門誌<M&Sフード>のエディター、オリヴィア・ファーガソンさんがすすめるのは、大きな葉が特徴のアロカシア(クワズイモ)。ユニークなゼブラ模様の茎をもつものなどもあり、華やかな印象を与えてくれます。

光が当たる場所を好むものの、直射日光ではなくても良いというこのアロカシア。ベストコンディションで維持するためには、「土が常に湿っているようにすること。ときどき葉を拭き、ほこりをとってあげること」が大切だと言います。

そのほかのおすすめは、放っておいてもほぼ問題がないサンスベリア(スネークプラント、トラノオとも呼ばれる)。「この植物が常に必要とするのは、光だけです」と話すファーガソンさんによると、「水をあげるのは数週間に1回、葉を拭くのはときどきで十分」。

さらに、スネークプラントは酸素を日中にたくさん取り込み、夜になると放出することから、「ベッドルームに置くのに最適」だそう。

飾り方のヒント:サイドボードやテーブルに置く植物は、種類や背丈が異なるものを取りそろえると、部屋のなかに目を引くポイントを作ることができます。

水をあげすぎない

female hand spraying water on indoor house plant on window sill with water spray bottle, take care of green house plants modern interior decoration
cerro_photography//Getty Images

暑い時期に植物がより多くの水を必要とするのは、誰もが知っていること。つまり、夏の間の水やりは特に重要なこと。イギリスのフラワーショップ、「123フラワーズ」のアレックス・ビガートさんは水やりについて、次のように話します。

気温がより低いその他の時期より、頻繁に水をあげる必要があります。ですが、あげすぎないように注意してください

水をあげない日には、温度を下げるため、霧吹きを使うのもいいでしょう

肥料の使い方に注意

woman pouring granular fertilizer into pot with house plant at table, closeup
Liudmila Chernetska//Getty Images

元気がないように見える植物には、つい「肥料をあげればいいのでは?」と思ってしまいがち。暑い時期に枯れかけているようなときには、そう考えてしまう人も多いかもしれません。

ただ、特に夏には、それは避けるべきことだと言います。ビガートさんはその理由について、こう説明。

暑い日が続くときには、植物は(その環境でも生き残ろうと)サバイバルモードに入ります。そのときに肥料をあげるのは、ストレスをかけることになってしまいます

強く、健康な状態で暑い時期を迎えられるように、肥料は夏になる前にあげるのがベストです

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思い切って剪定&植え替えを

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Iryna Imago//Getty Images

ほとんど手をかける必要がない植物もたくさんあります。ただ、そうした植物でも、ときどきは環境を整えてあげることが必要。

ファーガソンさんによると、葉や茎に少し元気がない、あるいは乾燥しているように見えたら、はさみで一部を切り取ってあげるといいそう。「成長を促すことになります」とのこと。

そして、鉢の植え替えをするときには、前日に軽く水やりをして土を柔らかくしておきましょう。そして、鉢から取り出したら、根の部分をほぐして一部を取り除き、それまでより直径が5センチメートルほど大きいものに移し替え、土(堆肥)を入れ、水をあげましょう。

バスルームを好む種類も

counter with sink and many different houseplants near white marble wall
Liudmila Chernetska//Getty Images

観葉植物を元気に育てるコツは、適した環境を選び、そこに置くこと。「明るく風通しの良い場所でなければ」と思うかもしれませんが、なかには湿度の高い洗面所やバスルームが向いている種類もあります。

おすすめの植物について、ファーガソンさんは次のように述べています。

湿気と弱い光を好むボストンファーンには、洗面所が最適です。週に1回は必ず土の状態を見て、湿っていることを確認してください。多すぎる場合は、水を切りましょう

湿気を好むカラテアやモンステラ、多肉植物も、洗面所に置くのに適しています

日当たりのいい場所には

designer white kitchen with a lot of home plants
NeonShot//Getty Images

窓から入る自然光を最大限に生かす方法のひとつは、日光が当たってこそ元気に育つ観葉植物を置くこと。

ファーガソンさんは、1970年代のスタイルをイメージして、大きな鉢に植えたヤシを明るいキッチンに置いているそう。日の当たる場所で定期的に霧吹きで葉に水をかけ、週に1回水やりをするだけでよく、世話は「とても簡単」だと言います。

人気の大型のモンステラ(スイスチーズ・プラントとも呼ばれる)を選ぶのもいいでしょう。とてもスタイリッシュなこの“ステートメント”プラントも、メンテナンスの方法は簡単です

世話の仕方は、ヤシとほぼ同じ。さらに、「土の表面から5センチメートル程度の深さまでが乾燥してから水をあげればOK」とのこと。

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