犬と暮らしたことがある人なら、自分が落ち込んでいるときに愛犬も悲しそうにしていたり、嬉しいことがあったときには尻尾を振って一緒に喜んでくれたりと、「心が通じ合っている」と感じた経験があるはず。
そんな瞬間を、ちょっと変わった形で経験したのが、英ロンドン在住のラッセル・ジョーンズさん。現在、怪我により足をギプスで固定している彼がシェアした動画が、海外で大きな話題を呼んでいます。
その動画がこちら。
映っているのは、杖をついて歩くラッセルさんと、彼と同じく、足を引きずるようにして歩く愛犬ビルの姿。ラッセルさんは動画を投稿した際、次のようなキャプションを添えました。
「獣医師による診察とX線検査で300ポンド(約42,000円)かかったけど、どこにも異常はなかった。ビルはただ、僕に共鳴しているらしい。彼が愛しいよ♡」
つまりビルは、ラッセルさんの真似をして、このような歩き方をしているということ!
お家でくつろぐビル。
犬専門の情報サイト<Cesar’s Way>によると、他者のしぐさや表情を真似るという行為は、人間同士、猿同士、鳥同士など、あらゆる種の間で起こる現象だそうですが、犬においては他の犬を真似るだけでなく、飼い主の行動も真似ることが2011年のウィーン大学の研究で判っているそうです。
また<デイリー・メール>によると、ビルのあまりに可愛すぎる行動に、多くの人たちから「純粋な愛ね!」「お金のかかる愛だけど、払う価値はあるわ」といったコメントが寄せられているそう。
ビルが元通り歩けるよう、ラッセルさんの足の怪我が1日も早く回復しますように♡