ペットケアサービスを提供する米企業「ローバー」が、毎年発表している犬の名前ランキング。2023年のランキングには、今年はポップカルチャーからインスパイアされたものが多かったそう！
人気な名前には時代ごとの流行も
ペットの名前には、その時代の流行やトレンドが反映される傾向にあります。最近ではメジャーリーガーの大谷翔平選手がドジャースの入団会見で、愛犬の名前を「デコピン」と名づけたと明かし、話題を集めました。
ローバーによるランキングは、人気を集めた犬の名前をオスとメスで分けて発表。メスの犬のトップには「ルナ」がランクイン。以下「ベラ」、「デイジー」と続きました。
そしてオスの名前でトップに輝いたのは 「チャーリー」！ 2位は「マックス」で、これまで10年連続で一位を獲得していたけどワンランクダウン。3位は「クーパー」という結果に。
90年代人気セレブの名前も復活
また1990～2000年代初頭に多く使われていたセレブの名前が、今年、人気な名前として復活。
スパイス・ガールズのメンバーの一人ジェリ・ハリウェルの愛称である「ジンジャー・スパイス」が47％増（前年比）で、今年新たにリストに加わったそう。“ブラッド・ピット”は47％上昇し、“ドリュー・バリモア”は297％増えたと言います。
さらに今年は、ヒップホップ誕生50周年を記念して、「2パック」や「ビッグ・ボーイ」も人気を集めました。
テレビや映画のヒット作からも影響大！
爆発的な人気をよんだNetflixのドラマ『ウェンズデー』も名づけに大きな影響を与えたようで、「ウェンズデイ・アダムス」という名前が297%上昇。『ル・ポールのドラァグ・レース』からは「モネ」「スレイ」といった名前がつけられたよう。
グレタ・ガーウィグ監督の話題作『バービー』からは、「ケン」が79%増、「バーブ（バーバラの略称）」は12%上昇し、バービーやアランもランクイン。また、今年の顔ともなったテイラー・スウィフトの熱狂的ファンを指す「Swiftie（スウィフティー）」 から派生した「Swifty」 という名も人気があったそうです。
