誰もが通る"ロストバージン"という通過点。映画のようなロマンチックな体験から、ハプニング勃発でトラウマになった! という人まで。まさに十人十色の初体験エピソードを赤裸々に語ってもらいました♡

体験者:M.T.さん(26歳・教員)

先祖代々教員という一家に生まれ、父は大学教授、母は小学校の校長先生。そんな、絵に描いたような厳格な家庭に育った私。高校卒業まで門限は7時で、男子との交際はNG成人前のセックスなんて「絶対にNG!」としつけられ、反発しながらもなんだかんだ真面目ちゃんキャラが定着してしまって…。

そんな私に初めての彼氏ができたのは大学1年生(18歳)の夏。カンボジアに1週間滞在して子供たちへの支援を行うボランティア活動に、友達と一緒に参加することに。そのボランティア活動には他校からも20人ほどの学生が参加していて、そこで出会ったのが当時大学2年生だった彼でした。いかにも真面目そうなルックスやボランティア活動にも真摯に向き合う姿に惹かれ、さらに現地の宿泊施設では偶然にも同じ部屋に配属されたこともあり急接近。帰国前日に告白され、交際がスタート!

帰国してからも毎週のようにデートを重ね、1ヶ月ほど経ったある日のデート。映画鑑賞が終わり「そろそろ帰らなきゃ…」と思っていると、彼から「今日、うちの両親が旅行でいなくて。泊まりに来ない?」とのお誘いが! 引かれてしまうのがイヤで、彼には両親から言われてきたセックスに対するルールを伝えてなかったんです。「もうこの際、行っちゃおうかな」と思いつつも、両親の顔が脳裏に浮かび…。そんな私の困った顔を見て「ごめん、急に誘って」と謝ってくる彼。申し訳なくなって、正直に彼に告白することにしたんです。

「嫌われちゃうかも…」という予想に反して、彼はホッとした様子。「そういうことなら、君がハタチになるまで待つよ」と言ってくれました。それからも順調に交際は続き、1年半後の冬。私のハタチの誕生日が1週間後に迫っていた時、彼から「誕生日記念に旅行へ行こう」との提案が。なんと、コツコツ貯めたバイト代で仙台旅行を計画してくれてたんです!

彼の優しさに感動して、私も「ありがとう!」と即答。両親にはサークルの合宿と嘘をついて(笑)、万全の状態で旅行へ!ご飯を食べたあとホテルの部屋へ向かうと、窓の外には仙台の夜景が。絶景に見とれていると、背後に立つ彼がギュッと抱きしめてきて…。「いよいよ今夜、初めての体験をするんだ」って実感がわいてきて、緊張のあまり心臓はバクバク! でも、1年半も待ってくれた彼への感謝もあって、やっと結ばれることへの嬉しさが込み上げてきました。

事前に友達に指南された通りに「先にお風呂入っていい?」と断り、カラダ中を念入りに洗い流してからベッドへ。私の髪を優しく撫ながらキスへと移る彼。何も分からない私は、ただただ身を任せながらも、彼の手がシャツの下に入って肌に触れはじめると、だんだんと快感を感じるように。カラダのすみずみまで優しく愛撫し、私の緊張が解けたのを感じ取った彼は、バッグの中からコンドームを取り出して装着。私の上に覆いかぶさってきて「いよいよ入る…!」と目を閉じていると、いつまでたっても入ってくる様子はなく…! おそるおそる目を開けると、気まずそうに足元で自分のモノを握る彼の姿が。「どうしたの?」と聞くと、「緊張しちゃって…」と言う彼の手の中には、すっかり小さくなってしまった彼のモノが

想定外の事態に「そういうこともあるのか」と衝撃を受けつつ、急にそんな彼のことがかわいく思えちゃって。自分から彼の腕を引き寄せてキスしちゃいました♡ そしてキスをしながら、おぼつかない手付きで彼のモノを触ってみると、あら不思議! ムクムクと大きくなってきたんです。「こんな風に反応するんだ!」と感動していると、彼から「挿れていい?」との言葉が。2度目の挑戦はすんなりといき、無事にはじめての体験を終えた私。痛みもかなりあったけど、彼と結ばれたことへの感動の方が大きくて、全然へっちゃらでしたね♡

早速この初体験を大学の友だちに報告すると、「はじめから自分で触るなんて、意外と大胆なんだね!?と驚かれちゃいました…(笑)。でも私がそんな風になれたのも、待ってくれていた彼への感謝があったからこそ。彼との交際は大学卒業後も続き、実はこの秋に結婚する予定です。周りからは「初体験の相手と結婚するなんて今ドキ珍しい!」と言われるけど、最高に幸せです♡