1回きりの人生だから、思い切って海外での経験に挑戦してみたい。そして、その機会は、自分でつくるもの! そんな思いを実現したフランス人女子の、旅立ちまでのエピソードをコスモポリタン フランス版からお届け!
「エチオピアでボランティア」コリン(24)の場合
きっかけは?
人道支援の仕事をするのが夢で、猛勉強の結果4カ国語を話せるようになったけど、まだまだ充分じゃない。志望先の会社には「君は、実経験が足りない」と言われた。それなら「経験を積んできます」ってことで、世界中でのボランティアの機会を紹介するProjects Abroadという会社に申し込んで、エチオピアに2カ月間語学を教えに行くことに。
・7カ月前
飛行機代を貯めるために、家族全員が協力してくれた。それでも、まだお金が必要。
・5カ月前
Ulule(個人のクリエイティブな企画を投稿して、応援してくれる人から金銭的なサポートを集めるサイト)に登録して、1カ月後、1000ユーロ(約11万円)の支援を得られた!
・1カ月前
経済面では、準備完了。この数週間で、今までにないくらい機知に富んでいた自分を褒めたい。
・出発日
初めて1人で飛行機に乗る前に、両親にメッセージを送信。
エチオピアから
最初の週は、旅の疲れと、予測していなかった大変な出来事との出会いで、とても大変だった。でも、子どもたちの笑顔がとっても私を強くしてくれる!
「ニューヨークで3カ月間住んでみた」エロディー(26)の場合
きっかけは?
彼のトマと、バカンスで訪れたニューヨークの屋上でお酒を飲んでいたときに、「ここで住むこと、想像できる?」と夢を語っていたの。両方ともフリーランスの仕事だし、旅行ビザでは3カ月滞在できるし。案外実現できそう!って思ったのがきっかけ。
帰国してから、Airbnb(空き部屋を貸したい人と借りたい人のマッチングサイト)を通して、ブルックリンに部屋を発見。
・4カ月前
トマはニューヨークで英語のコースを8週間受講することに。
・2カ月前
アメリカにいる間に、フランスのアパートを借りてくれる人探し…
・1カ月前
友だちがアパートを借りてくれることに。これで、植物の水やりや郵便物の心配もなし。
・出発日
たったひとつの不安は、3カ月が早く過ぎてしまうんじゃないかってこと。
ブルックリンから
私たちの住む場所は、バーベキューができる最高の屋上もあって、近所には俳優が住んでいるの!
「マイアミで彼氏と住むために渡航」クロエ(25)の場合
きっかけは?
マイアミで働いているアドリアンと付き合うことになったんだけど、彼に、「マイアミで一緒に暮さない?」と聞かれ、すぐに「イエス!」と答えたの。
ちょうど、テイラーメイドのウエディングドレスのブランドを立ち上げる計画中だったんだけど、名前を決めてウェブサイトも作らないといけない、モデルを起用して、顧客にアプローチもして…と、大忙し! もしうまくいったら、マイアミにいつでも支店を立ち上げられるはず。
・5カ月前
彼が私のビザについて「アメリカで働きたかったら結婚するのが一番簡単だよ」だって!
・2カ月前
ブランドのローンチパーティーを開いたんだけど、オーダーがたくさん入った! これで、マイアミで生活を始めるお金もできたの。
・1カ月前
結婚のため一度アメリカへ。すぐにアドリアンの生活に入っていけて、すでに家のように感じているわ。結婚式も開いて、人生で一番幸せな日だった。
・15日前
結婚の手続きでフランスに一時帰国。仲の良い友だちに別れを告げた。私の人生は、すでに方向が変わったみたい。
・出発日
飛行機が離陸すると、「2人で永遠に幸せに暮らし、やがて子どもがたくさんできるだろう」という予感がしたわ。
マイアミから
今、私のブランドの支店をマイアミに立ち上げようと考えているところ。
※この翻訳は抄訳です。