美しすぎるルックスから、“天使”と称されるマイアミ出身の注目アーティスト、セリーヌ・ファラッチさん。2018年のコスモポリタン サマーパーティで熱いライブパフォーマンスで会場を魅了してくれた彼女が、2019年最初のカバーガールとして登場！ インタビューではときどき得意の（!?）日本語も交えながら、最初から最後まで笑いの連続。明るくキュートな人柄全開に語ってくれました！
――2018年のサマーパーティでは素敵なライブ、ありがとうございました！
とっても楽しかったわ。｢ピンクアマゾン｣というテーマも最高だった！ ピンクは私のお気に入りの色なの。あのとき着ていたピンクのセットアップも可愛かったでしょ？ コスモポリタンのステージでパフォーマンスできたことは、私の人生の中でも最高の経験ね。本当に楽しかった！ オーディエンスの中にいつもサポートしてくれるファンの子たちの顔を見つけられたし、コスモポリタンの読者の前で歌えたことが、純粋にうれしかったわ。とても温かく迎えてもらえて、ライブでは一緒に盛り上がってくれたからエネルギーも感じられた。みんなすごくGENKIだったわね！
――今回、コスモポリタンのカバーガールに選ばれた感想は？
とってもうれしかった！ 「Oh my god！ コスモポリタンのカバーガールに選ばれた！」って、すっごく興奮しちゃったの（笑）。ボーイフレンドが寝ていたところを起こして、「コスモポリタンのカバーガールよ！」って伝えたら、彼は「OK、よかったね。あとで詳しく教えて」って感じで（笑）。コスモポリタンって、アメリカでは誰もが知っている雑誌だから、私の友達も家族もみんなこのニュースを聞いて、誇りに思ってくれたわ。私ももちろん読者で、病院の待合室にもコスモが置いてあるとよく読んだりするの。新聞は読まないけど、コスモは読んでいるわ（笑）。
――日本に来るのは、今回で12回目？
そうなの！ 日本でショッピングすることが大好きで、来日する度に原宿にはマストで行っているわ。いつもクッキーを買いに行くお店があるのよ。でも最近は健康のことも考えて、できるだけ砂糖を摂らないように注意しているの。以前までは本当によく砂糖を摂取していたんだけど、摂りすぎると片頭痛の原因にもなるから、フルーツとか、もともとの素材に甘味があるものに切り替えるようにしているところ。たまに大好きなポッキーも食べるけど（笑）、以前ほどではないわね。サマーパーティでみんなに会ってから、9kg近く減量できたのよ！
――何度来ても大好きな、日本のお気に入りスポットはありますか？
どこにあるかは言えないんだけど、とっても美味しいおそばを味わえる秘密のレストランがあるの。日本のおそばって、すごくOISHII！ フォトグラファーのお友達に連れて行ってもらったのがきっかけで来日時に通うようになって、日本のマネージャーもこのレストランのことは知らないわ（笑）。
――日本に来て、1番驚いたことは？
みんながお辞儀すること！ アメリカではそんなことをする人いないから、すごくクールに見えるの（笑）。とっても礼儀正しいわよね。正直、お辞儀するのって映画の中だけだと思っていたから、日本に来て「本当にやるんだ！」って、びっくり（笑）。友達のスティーヴ・アオキが教えてくれたんだけど、「アメリカのハイファイブは日本のお辞儀」なんだって（笑）。
――＜Instagram＞フォロワー100万超えのセリーヌさん。かわいい写真を撮るコツを教えてください！
｢A color story｣というアプリが最近のお気に入り。2ドルくらいですごくかわいいフィルターが買えちゃうの。セルフィーを撮るときは口紅を塗らない方が好きなかな。口が大きすぎるように見える気がして（笑）。マスカラと、ときどきアイライナー、もしおでこの皮脂が気になったら、パウダーをのせてから撮るわね。すっぴんのときもあれば、マスカラだけっていうときもあるから、一概には言えないんだけど…。肌が敏感なこともあって、メイクしすぎるのはあまり好きじゃないの。
――最近のマイブームは？
読書かしら。子供の頃はあんまり夢中になれなくて、友達が「この本読み終わった、あの本読み終わった」っていうのを聞いても、私は「あー、一冊も読み終わってないわ」って感じで…。でも今はたくさん本を読むようにしているの。最近読んだのは、アーバン・アウトフィッターズで買った「Anxiety Happens: 52 Ways to Find Peace of Mind」。人生からどうやってストレスを取り除くか、嫌なことがあったときに一歩引いて客観視するにはどうすればいいのか、について書かれいるわ。スポットライトの下に立つ仕事をしていると、時々意地悪なメッセージを受け取って悲しくなることも多いから…。誰かが言ったことで私の感情が左右されずにポジティブでいるために、この本がとても役立ってくれているの。心に安らぎをもたらす52のポイントが記されていて、ストレスがあったり、ナーバスになっているときに読むのにおすすめね。
――嫌なことがあったときの対処法を教えて！
アメリカから離れて、仲のよい友達とも話せないときは、ワークアウトしてストレスを発散させるの。それができなければ、自分自身に「OK、これは一瞬のことだし、1時間後にはこの状況から抜け出しているから、あなたは大丈夫よ」って言い聞かせる。「この感情は一生続くわけじゃないし、時間が経てば忘れられる」って思うようにしているわ。常にポジティブでいられるようにしたいからね。何かに腹が立っていれば、ジムでワークアウトがお決まり（笑）。ワークアウトしたあとって、汗をかいて、髪も乱れて、ツヤツヤしてて、なんだかセクシーになった感じがするでしょ（笑）。
――今までで一番恥ずかしかったことは？
14歳のころ、お小遣いがほしくて時給7ドル20セント(約800円)でバイトしていたの。ヨーグルトのお店で働いていたんだけれど、私はまだ若かったから食べ物を扱う業務はやらせてもらえなくて、すごく大きなカップケーキ型の着ぐるみを着せられたわ。ヨーグルトのお店なのにね（笑）。風船みたいに膨らんだその着ぐるみにサクランボの帽子をかぶって、映画館でヨーグルトのクーポンを配っていたの。すごくおかしかったわ！ あと最近の出来事なんだけどね、フレンチトースト一面にヌテラを塗って食べていたら、フォークを落としちゃったの。ヌテラが服についていたことにウエイターさんが来て初めて気づいて、恥ずかしい思いをしたわ（笑）。しかも洋服だけじゃなくて、赤ちゃんみたいに顔にもヌテラをつけていたのよ（笑）。
――とってもキュートなエピソードですね！ 話は少し変わりますが、2019年のセリーヌさんの目標を教えてください。
もっと私の音楽をみんなに知ってもらいたいな。アメリカ全土、ヨーロッパ、アジア…地球を超えてエイリアンに届くくらい！ エイリアンが「この音楽いいね、地球にパーティに行こう」って言ったら最高（笑） あとは自分の洋服やバッグのブランドを作ってみたい。化粧品や香水もいいかもね。個人的な目標は、もっともっと健康的になること。私、フレンチフライが大好きなんだけれど、身体のためにできるだけジャンクフードも食べないようにしているの。ジャンクフードを食べれば食べるほど、疲れやすくなったり、頭が痛くなったり、健康的な問題が出てくるからね。あと、コーヒーも飲みすぎないように気を付けているわ。MATCHA(抹茶)だけは大丈夫よ！
――モデルからシンガーへ、夢を叶えたセリーヌさんから読者へアドバイスを！
音楽の道を目指すなら、とにかくたくさん練習することが大切。もしあなたが学生なら、学校で音楽に関するプログラムがあると思うから、それに参加するのもいい経験になると思うわ。自分以外にも音楽に興味を持っている子がたくさんいることに気付くだろうしね。共通点がある子と仲良くなるのことは、生きていく上での助けになると思うの。例えば、何かに悩んでいてもお母さんに話せないことがあったり、自分が進みたい道を両親に反対されることもあるかもしれないでしょ。「医者になりなさい」とか、「DJになんてなるな」とか、両親にサポートしてもらえずに悲しい思いをすることもあると思うから。そんなときに話せる友達や共通の目的を持つ仲間がいることは助けになるわ。自分自身をそういう環境におけば、周りのサポートを感じられるはず。難しいことじゃないのよ！
アーティストとしての才能とキッズ時代からモデルとして活躍している抜群のルックス、さらに性格もいいなんて、完璧すぎる歌姫セリーヌさん。現在は新しい音楽を作っている真っ最中で、「内容もリリース日もまだ秘密だけど、もうすぐよ！」とのこと。新曲の発表はもちろん、これからの活躍が楽しみなセリーヌさんに2019年要注目です！
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撮影／Cédric Diradourian ヘア／Kazuki Fujiwara メイク／Maki Ihara スタイリスト／二宮ちえ モデル ／Celine Farach 取材・文／江口暁子
ドレス／190,000円（参考価格）（ブルーガール／ウールン商会） シューズ／89,000円（セルジオ ロッシ／セルジオ ロッシ カスタマーサービス） フェザーイヤリング／4,900円（トロワズィエムチャコ／アプレドゥマン） リング／86,000円（カドー／カドー伊勢丹新宿店） ※全て税抜価格
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