いつか復縁？ ブラット・ピット＆ジェニファー・アニストンの愛の歴史

2人が初めて出会い、今後の運命を大きく変えた年。ジェニファーは『ローリング・ストーン』誌のインタビューで、ブラッドと出会ったのは1994年のことで、お互いのマネージャーが友人同士だったことがきっかけだったと明かしている。「彼はミズーリ出身のただの優しい男だったの。普通の男よ」

ブラッドとジェンはお互いのエージェントのアシストで初デートを迎えた。まさにハリウッドらしいロマンス！　2人はできるだけ自分たちの交際を公にはしない様に努めていたが、世界で最も有名な映画スターの1人と“アメリカのスウィートハート”というカップルにおいては、難しいことだったみたい。

ブラッドとジェンはこの年のエミー賞のレッドカーペットにて、オフィシャルカップルデビュー。

カップルデビューから数ヵ月後、ブラッドとジェンはニューヨーク市で開催されたスティングのコンサートで婚約を発表。ステージを乗っ取ったのは、当時はインスタグラム（今はセレブの婚約発表の主流）がなかったから？

ブラッドとジェンはパパラッチも自然と引き付けられるほど豪華な結婚式をマリブで行い、愛を誓った。この写真にキャプションを付けるなら、「メディア・サーカス」で間違いなさそう。

夜には花火が打ち上げられるほど豪華な式だった。

ブラッドとジェンは、新婚夫婦として再びエミー賞に降臨。

ジェンが『ローリング・ストーン』誌のインタビューでブラッドについて語った。ジェン曰く、付き合いはじめの頃は彼女の友達がブラッドのことを「自惚れたクソ野郎になる」と心配していたのだとか。しかし、実際には最高の人だったことがわかり、すぐに受け入れられるようになったそう。

ブラッドは、妻ジェニファーがレイチェル・グリーン役でレギュラー出演している大人気シットコム『フレンズ』にゲスト出演（シーズン8第9話「ブラピの『ヘイト・クラブ』」）。ブロンドヘアにブルーのセーターという爽やかなルックスで登場したが、かつてレイチェルに嫌がらせを受けて以来彼女のことが嫌いという役どころだった。

この年のゴールデン・グローブ賞にジェンがノミネートされ、彼女はブラッドを伴って授賞式に出席。残念ながら受賞には至らなかったが、2人のリンクコーデには脱帽。

『W』誌のインタビューにて、ジェンにとってブラッドは人生最愛の人だとプロファイルされたときの彼女の反応は、実に興味深いものだった。

「彼は私にとって最愛の人？　みんな気になっていることよね。“あなたは私の人生の特別な人？”　私にはそんなことはわからないし、そんなことを言う人間でもないの。でも、彼は確かに私の人生の中で大切な人。この混乱している中でも、私たちには特別な何かがあることはわかっているわ。おかしくも、華やかで、素晴らしく、ハードなこのビジネスの中で、自分のことを本当にわかってくれている誰かがいてくれることは、素晴らしいことよ」

ニュース番組のアンカーを務めるダイアン・ソイヤーのインタビューに応じたジェン。ブラッドとの最初のデートを振り返り「不思議な感じ…。本当に順調な夜だったの。とても楽しかったわ」と明かした。

英国の『ガーディアン』紙のインタビューにて、ジェニファーは10年続いた『フレンズ』が終わりを迎えたこと、そしてブラッドとの家族計画について話した。「時間。時間がきたの。赤ちゃんがいても仕事はできると思うし、妊娠していても働くことはできると思う。全てできると思うの。だから、これから少し落ち着いて過ごすことをとても楽しみにしているの」

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが映画『Mr.&Mrs.スミス』の撮影現場で出会い、ブラッドの結婚生活を大きく変えることに…。アンジーは映画の撮影中にブラッドに恋に落ちたと、『ヴォーグ』誌のインタビューで告白した。

「映画のために集まったけど、私たちの不思議な友情とパートナーシップは突然芽生えたものだと思う。数ヶ月で“あぁ、早く仕事に行きたい”という気持ちに気づいたわ。シーンを撮影したり、銃の練習やダンスクラス、スタントをするときでも、2人ですることは何でも、一緒にできる喜びと本当のチームワークを感じていたの。私たちは撮影が終わるまでペアのようなものだった。それは、私たちが思っていた以上に大きな意味を持っていたの。そして、その大きな意味について真剣に考える必要があったわ」

ブラッドとジェンは正式に破局し、以下のような声明を発表。

「7年間共に過ごした末、私たちは正式に離れる決断をしたことを発表します。私たちの別れは、タブロイドメディアによって推測されているようなことではないと説明させてください。この決断は、慎重に検討した結果です。私たちはお互いに大きな愛と敬愛を持ち、喜んで献身的にそして思いやりのある友達であり続けます。今後はどうか温かく見守っていただければ幸いです」

ジェンは『ヴァニティ・フェア』誌のインタビューで離婚について語り、ブランジェリーナについて特集した『W』誌を受けて「（ブラッドは）思いやりの心が欠けていた」と心境を告白した。

「ブラッドは意地悪ではないわ。彼は決して私に何かを当て付けるようなことはしなかった」とジェン。「後から考えれば、彼は“軽率だっとわかる”となる。でも、私はブラッドのことを知っているわ。彼は「芸術なんだ！」と言うと思う。思いやりの心が欠けているわ」

同じ『ヴァニティ・フェア』のインタビューで、ジェンは破局の原因に“彼女が子供欲しがらない”という推測がされたことにも言及し、「本当に腹が立った」と素直な思いを口にした。「私は人生の中で子供が欲しくないなんて言ったことは一度もない。私は望んでいたし、今も欲しいと思っているし、この先もよ！私がインスパイアされるのは、キャリアと子供の両方を持つ女性。なぜ自分を制限する必要があるの？私は常々子供が欲しいと思っていたし、キャリアのために諦めたこともないわ。すべて手にしたいもの」

ブラッドとジェンの離婚が完了。

ジェンは再びブラッドとアンジェリーナについて『ヴォーグ』に告白。ブランジェリーナが恋に落ちたのはブラッドとジェニファーがまだ婚姻関係にあった時だったが、2人が出会いの話をマスコミに話すことで、ジェニファーは傷ついていたという。

「私が気づいていなかった時に起こっていたことが記されていたの」とジェニファー。「そんな詳細について話すのは、少し不適切だと感じたわ。彼女が毎日仕事に行くのが楽しみで仕方なかった理由？そんなのクールじゃないわ」

ブラッドが、ジェンとの別れと“隠れるように過ごしていた90年代の生活”について告白。彼は『パレード』誌に対し「おもしろい人生を描いた映画を探しながら、自分はつまらない人生を送っていたんだ。（ジェニファーとの）結婚も何か関係していたと思う。結婚しているというふりをしようとしていたんだ」と当時の心境を吐露。