レオナルド・ディカプリオの代表作の一つである、2013年の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。作中の印象的なシーンとして挙げられることがあるのが、レオ様演じるジョーダンがハイになった状態で高級車を運転する場面

ジョーダンの“安全運転”をした記憶と違い、あちらこちらにぶつけながら帰宅する。そんなある意味ボロボロな車がオークションにかけられるという。

アブダビで今月開催されるF1今シーズンの最終戦、アブダビグランプリ。その前日25日(現地時間)に開催されるオークションに出品されるのが、ディカプリオが運転し映画で3分11秒間フィーチャーされたランボルギーニの「カウンタック25thアニバーサリー」。 世界に658台しか存在しないそうで、そんな貴重な一台を映画の撮影で破損させていて、そのままの状態でこれまで大切に保管されてきた。

撮影では、片方のドアが開いたままの状態で他の車や標識などに激突するも、それだけでは車へのダメージが足りないとマーティン・スコセッシ監督が判断。一台の車と平床トラックを使い、さらに破損させたそう。

オークションで車を手に入れることができた人は、車が登場したときのレオ様の衣装、それにレオ様、スコセッシ監督とマーゴット・ロビーのサイン入りディレクターズチェアとカチンコ、そして撮影クルー用のスウェットやDVDなども同時に手に入れることになるそう。

予想落札額は150万から200万ドル(およそ2億2700万円から3億円)だと発表されている。オークションはオンラインからも参加、視聴できる。