ドラマ『リバーデイル』でベディ・クーパー役を演じ、その名を世界へ知らしめたリリ・ラインハート(27歳)。先日彼女は、自身のSNSに「ボディイメージの葛藤」について率直に明かした。

2023年9月15日に、自身のXに身体醜形障害(自分の外見の見え方について考えることをやめられない心の病気)と強迫性障害(OCD)の経験をシェアしたリリ・ラインハート。 「女性の平均的なサイズの腕が、主流のメディアでもっと取り上げられればいいのに」と投稿した。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
「女性の平均的なサイズの二の腕が、主流のメディアでもっと取り上げられればいいのに。私の身体醜形障害は、どんどんひどくなっている。二の腕が今の半分の大きさでなければならないと感じてるからかな? 多くの人にとって、子どものときでないと得られないような細い腕を私たちは美しいとしてきた」
「重度の身体的苦悩(BD)に悩まされることなく、この社会を生きられる人がいるのかなと、本当に不思議に思う。強迫性障害と相まってひどく悪化したのかもしれないけど…。この数カ月、二の腕のことを考えるのに無駄にした時間は尋常じゃない。ほかの女性たちにも、そう考えているのは自分だけではないと知ってもらうために、私自身の考えを伝えたかったのです」

リリの投稿には、以下のようなコメントが届いたと<People>が報じている。

  • 悪く思わないで。私は長い間働いているから、肩はがっちりしているし、胸は小さい。今の肌が好きだけど、ほとんどの人は自分の体にも満足できていない。誰にでも、ほかの人には見えない“自分に対する不満”があるもの
  • このような話をしてくれた人は初めて。身支度をするときはいつも、自分がきれいに見えるような気がする。でも、腕が太すぎるんじゃないかとか、そのせいでひどい写真になるんじゃないかって思ってしまう
 
lilireinhart//Instagram

そんなリリが、ボディイメージについて語ったのは今回が初めてではない。<Daily Mail>によると、2022年1月に“体重に対するひどい強迫観念”と闘っていると明かし、同じ苦しみを抱える人へもメッセージを送ったことも。

「ここ数カ月、自分の体や体重に対する強迫観念と闘ってきたけど、先週からかなりひどくなってきた。だから、同じように苦しんでいる人たちが孤独を感じないように、この場を借りて弱さをさらけ出して、分かち合いたいんです」
「私はあなたと一緒にいます。批判するのではなく、愛情をもって自分の体を見つめるのはとても難しいこと。私はそれを学んでいる最中です」

自分を愛する難しさをも赤裸々に明かしつつも、「私の体はどんなサイズでも平等に愛され、賞賛されるべきだと思っている」と綴り、自分を好きになれるよう努力しているとも語った。

「自分の体について、このような有害な考え方をするのは私一人だけではない。むしろ、この気持ちが多くの人に理解されることに心が痛みます。これからもこの話をし続けて、“普通”のことにしよう。ほかの人に共感し、思いやりとやさしさを示しましょう」

自身の経験を赤裸々に語り、同じ苦しみを抱える人へもメッセージを送ったリリ。きっと彼女の発信に、勇気づけられている人がいるはず。