映画『ミッドサマー』や『ドント・ウォーリー・ダーリン』などの話題作に出演し、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』ではアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた、今注目されている人気俳優フローレンス・ピュー。そんな彼女がハリウッドのボディ・イメージについて語りました。
<Vogue>のインタビューで、エンターテインメント界でのボディ・イメージについてこう話したフローレンス。
「女性にとってボディ・イメージは大きなことです。ふくらはぎやお尻、胸が大きくなり始めた瞬間から全てが変わり出すのです。そして食べ物との向き合い方も変わります」
「キャリアの初めの頃、私が“理想のボディ・イメージ”とは違っていたので、困惑している人もいました。とくにハリウッドにいる女性、そして若い女性が少しでもチャンスを得るためには、とにかくそのイメージに従うしかなかった。そういうものだったんです」
そして痩せることを求められたと明かし、当時は「食べることが好きだから断固として拒否した」そう。加えて、役で“美しく”見せるために体重を落とさないと話し、代わりに「このキャラクターはどう生きている? 何を食べている?」と考えているそう。
また昨年、フローレンスがローマで行われたヴァレンティノの2022-23年秋冬オートクチュールコレクションにも出席した際、胸の部分が透けているドレスを着用したところ一部から批判が。このことについても自身の考えを吐露しました。
「私がハッピーになれるならその服を着ます。もちろん誰かを怒らせたくはないですが、私が言いたいのは『私の乳首に対してなぜそこまで怒るのか』ということです」
「私たちがこういった行動を取るのは大事なこと。嘲笑する人がいることもわかっています。でも、私の胸が透けて見えるドレスに対して『レイプされたらそんな格好をしているのが悪い』という人がいる限り、問題はまだまだ解決しません」
ボディ・イメージに対して自分の意思を貫くフローレンス。これからも彼女の活躍はもちろん、発信するメッセージにも注目したい!
※この翻訳は抄訳です。
Translation: Haruka Thiel
COSMOPOLITAN UK