8月28日(現地時間)、「MTVビデオ・ミュージック・アワード」で最優秀新人賞を受賞した、ダヴ・キャメロン。2020年にバイセクシャルであることをカミングアウトし、今年リリースした、クィアの恋愛をテーマにしたシングル「Boyfriend」が大ヒットを記録。

ディズニーチャンネル出身のスターから、シンガーとして活躍するダヴの現在に至るまでの葛藤とは――。

InStyle>のインタビューでは、自分のアイデンティティを受け入れることが、ファッションに影響を与えていると明かしたダヴ。

今はファッションを通して自分を表現するのが楽しいと言うものの、過去には思うようにいかなかったり、女性らしく見せようとしていたこともあるそう。

「レッドカーペットで撮影された昔の自分の写真を見ると、とても痛々しく感じることがあります。まるで最も小さくて、幸せで、愛らしい、平凡な人になろうとしているかのように思えるんです」
「究極の男性らしさと女性らしさの融合は、常に私の表現の大きな部分を占めています。女性らしさを演出していた頃もありましたが、とても窮屈でした」
2022 mtv vmas – pre show
Theo Wargo//Getty Images

ここ最近、ダヴは写真撮影やミュージックビデオで、自分らしいスタイルを探求するように。 “今の自分が感じていること”を反映した大胆なファッションを臆することなく選択するための「出発点」にいると言い、人生の新しいチャプターへと歩みを進めていると感じているのだとか。

ダヴは「今は政治的な主張をすることが重要な時代」だとも話し、さまざまな視点での発信を積極的に行っていくとのこと。アーティストとしてはもちろん、メッセージを発信しながら人々をエンパワーメントし続けるダヴの今後にも注目したい。

※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Yuki Otsuka
Seventeen