ジェイ・Zは、ビヨンセとの間に長女のブルー・アイビー、双子のルミとサーをもうけている3児のパパ。子どもが生まれてから、これまでやらなかったことにも挑戦しようと、ある決意をしたそう。

トーク番組『The Shop: Uninterrupted』で、現在9歳の長女ブルー・アイビーが生まれるまで、泳ぎ方を知らなかったと明かしたジェイ・Z。泳げるようになりたいと感じたきっかけについてこう話した。

「もし娘が水の中に落ちて自分が助けられなかったらと思うと…それ以上考えることができませんでした。泳ぎ方を学ばなきゃ、ただそれだけ。それが親子の関係なのだと思います」

そんなジェイ・Zは、今年2月に「Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」にノミネートし、先日殿堂入りが発表されたばかり。そのときの娘の反応は…?

「ブルーを学校に連れて行くときに、ノミネートの知らせを聞きました。そのとき『お祝いしてくれないの?』って冗談で娘に言ったんです」
「それなのに彼女は何も言わずに去ったので、『キスは? パパはロックの殿堂入りしたんだよ!』って言ったのですが、『じゃあね、パパ』と冷たく返されました」

そんなブルー・アイビー自身は、母・ビヨンセらの楽曲「Brown Skin Girl」に参加。今年の3月のグラミー賞では「最優秀ミュージックビデオ賞」を受賞し、ブルー・アイビーは史上2番目に若い受賞者に!

celebrities at the los angeles clippers game
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また、ジェイ・Zは4月の『The Sunday Times』インタビューでも、3人の子どもたちに対しての想いを語っていた。

「子どもにとって最も重要なのは、愛されていると感じることだと思います」
「それは、『あなたのために作った』『このビジネスを継がせるから』というようなものではありません。もし子どもが音楽にもスポーツにも興味がなかったら? 私はどうしたらいいか全くわからない。だけど子どもは、サポートされてる、愛されていると感じられれば、どんなことでもできると思います」
the 60th annual grammy awards
CBS Photo Archive//Getty Images

コロナ禍に家族と一緒に家で過ごす時間が増え、ジェイ・Z自身も改めて「家族こそが自分の基盤」だと学んだそう。子育てで大事にしているのは、「愛に溢れた環境を提供することと、子どもたちのなりたい姿のために応援すること」と話し、こう加えた。

「親も人間だから、子どもにこうあってほしいと理想を抱くけど、実際子どもがどうしたいかはわからない。あくまで親はガイドでしかありません」

心温まる、ジェイ・Zの子育てエピソード。才能溢れるファミリーから、これからも目が離せない!