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LGBTQの親を持つ9人のセレブが語った「家族関係」

ゲイのパパとレズビアンのママに育てられた有名モデルなど、様々な家庭の形が素敵!

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Getty Images

セレブ自身がLGBTQであることを公言することが増えてきた昨今だけれど、実はクィアな親の元で育ったというセレブも少なくないよう。当事者たちが明かす、両親との関係やカミングアウト、それぞれの家族のカタチなどをご紹介します。

1

ジェンナー姉妹

Caitlyn Jenner Displays Her Austin-Healey Sprite At The Rodeo Drive Concours d'Elegance
Earl Gibson III//Getty Images

ケンダル&カイリー・ジェンナーの父は、2015年に性転換したケイトリン。元々はブルース・ジェンナーとして生まれ、オリンピックで金メダルを獲得したこともある陸上選手として知られていた。

トランスジェンダーの公表と共に、新たな名前ケイトリンを発表した彼女は、自身の冠番組であるリアリティショー『アイ・アム・ケイト』で、性転換後はじめてカイリーに会った瞬間などを公開。また現在は、トランスジェンダーの権利のために闘うアクティビストとしての顔も持っている。写真は父の日を3人でお祝いした時のもの。

ケンダルは後に、「ある時カイリーと私は、メイクやネイルをしている父を見て、浮気していると疑ったことがあったの。その後、胸にいれるパッドやウィッグを見つけて、また別の時には彼女(ケイトリン)と家の中で遭遇したこともあったわ。(中略)私をボーイッシュに育てたのは父だったから、カミングアウトの後は辛かった。いわゆる“男らしさ”を体現していた父が、真逆の存在になったというのは奇妙な体験だったわ」とカミングアウト後の葛藤を語りつつも、「でも今は全然普通だよ。新しく愛する人を見つけたっていう気分」と明かしていた。

2

ロバート・デ・ニーロ

Premiere Of Sony Pictures Classics' "The Comedian" - Arrivals
Jason LaVeris//Getty Images

両親が幼い頃に離婚したことから、母親に育てられたロバート・デ・ニーロ。画家だった父親がゲイだったことには、「なんとなく気がついていた」ものの、そのことについて両親と話すことはなかったんだそう。

「(父のセクシャリティについて)もっと話しておけばよかったよ。母親はおしゃべりが好きなタイプでもなかったし、私自身そもそも興味を持たない年齢だったいうものもあるけどね」

母親のもとで育ったことから、ロバートと父親とは疎遠だったものの、会っている時には「深い絆を感じた」ことや、父から強く影響を受けていることも明かしている。 ロバートはまた、画家としての父親のドキュメンタリーを製作し、展覧会を開いたこともある。

3

ジョディ・フォスター

Global Road Entertainment's "Hotel Artemis" Premiere - Red Carpet
Rich Fury//Getty Images

3歳でデビューし、『羊たちの沈黙』などへの出演で知られる名女優ジョディ・フォスター。プライベートは明かさない派の彼女は、長年にわたって自身のセクシャリティについて注目を浴びるもコメントを控えてきた。

ところが2013年、ついに女性のパートナーがいることをカミングアウトし、翌年にはその女性と結婚。また、ジョディの兄によれば、ジョディの母親もレズビアンだそうで、母親のパートナーのことをジョディは「叔母さん」と呼んでいたことも明かされている。

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4

ジョセフィン・スクライバー

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『ヴィクトリアズ・シークレット』のエンジェル、ジョセフィンと弟は、レズビアンの母とゲイの父による体外受精で誕生した。幼い頃から親になることを夢見ていた母が、LGBTQ向けのニュースレターの広告欄で子どもを一緒に作ってくれる相手を募集したことがきっかけだそう。数名から返信がきた中で、最初に連絡をくれた人物こそがジョセフィーヌの父となった。

母と父にそれぞれパートナーがいるため、ジョセフィーヌは「2セットの両親がいる」と話している。また「義理の親という言葉はディズニー映画の悪者みたいだから、“ボーナスママとボーナスパパ”と呼んでいる」んだそう。

5

50セント

"Power" Season 5 Premiere
Mark Sagliocco//Getty Images

ラッパーでドラマのプロデューサーも務める50セントは、幼い頃に母親を亡くしているため、祖母に育てられたそう。そして、その祖母から母親がレズビアンだったことを聞いたという。

「母が女性といるところはいつも見ていたけど、仲の良い友達なんだと思っていた。確かに男性の存在はなかったけどね。でも子どもってそういう違いに気づかないと思うんだ。祖母には『母が女性にしていたキスは、友人に向けられたものとは明らかに違った』と言われたよ」

6

ダニエラ・シー

USA - The Hollywood Reporter Nominees' Night in Los Angeles
Paul Mounce - Corbis//Getty Images

ドラマ『Lの世界』で知られるダニエラは、自身もレズビアンを公言している女優。実は彼女の父親もゲイで、ダニエラが3歳の時にカミングアウトをしたそう。後に両親は離婚し、母親は再婚。再婚後の一家はハワイへ移住し、実の父親とは夏休みしか会えなかったという。

そんなダニエラは、2015年のプライド・パレードに参加した際に、父への思いをこう明かした。

「前の世代を生き、今日を迎えられなかった人々のことを想っています。私の父親をはじめとするゲイ男性が当時経験した困難も。今日は、とっても素敵な日です」

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7

ジェイ・Z

The Shawn Carter Foundation Hosts An Evening of "Making The Ordinary Extraordinary"
Jamie McCarthy//Getty Images

母親がレズビアンであることは昔から知っていたという、ラッパーのジェイ・Z。しかし本人から直接カミングアウトをされたのは2017年のことで、その時にジェイ・Zが涙を流したことも明かされている。

ジェイ・Zの曲「Smile」の一節には、母親のグロリアが手がけた詩が取り入れられている。

「二つの人生を生きている/幸せだけど不自由/家族や自分の愛する人を傷つけてしまうという恐れから影の中で生きる」

8

エイミー・アダムス

2019 Vanity Fair Oscar Party Hosted By Radhika Jones - Arrivals
John Shearer//Getty Images

映画『魔法にかけられて』などへの出演で知られるエイミー。モルモン教徒だった両親は7人の子どもに恵まれるも、エイミーが10歳頃に離婚し、母親は女性パートナーと同居を始めることに。エイミーの単独親権は父親が獲得していたものの、高校生時代には経済的な理由から兄弟と共に友人宅で暮らしていたこともあったんだとか。

そんな逆境の中で育ったエイミーだけれど、母親との関係は良好そのもの。アカデミー賞に同伴で参加したことがあるほか、エイミーの活躍について母親がインタビューに応じることも少なくない。

9

ジェナ・マローン

2019 Vanity Fair Oscar Party Hosted By Radhika Jones - Arrivals
Daniele Venturelli//Getty Images

映画『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる女優ジェナが誕生したのは、「両親が一夜限りの関係を持ったから」なんだそう。

ジェナの誕生当時、父親が他の女性と婚姻関係にあったことから、母と女性の恋人のもとで育てられたそう。そんな幼少期をジェナは、「彼女たちは恋人同士だったわ。私には二人のママがいたの。二倍の幸せを感じられたし、最高だったわ。子どもの頃は、愛を注がれるほど良いと思うの」と、振り返っている。

父親とは、10代の頃から再び連絡を取るようになったんだそう。

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ジェイ・Z

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ビヨンセと娘のブルー・アイビーが、「brown skin girl(ブラウンスキン・ガール)」でmtvビデオ・ミュージックアワードの最優秀撮影賞を受賞。現在9歳のブルー・アイビーは、最年少での受賞となった。

ビヨンセの娘、MTVビデオミュージックアワードを最年少で受賞

ジェイ・zは、ビヨンセとの間に長女のブルー・アイビー、双子のルミとサーをもうけている3児のパパ。子どもが生まれてから、これまでやらなかったことにも挑戦しようと、ある決意をしたそう。

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本記事では、ビヨンセとジェイ・zのお金の収入源や、総資産を深掘りします! パワーカップルとして知られるビヨンセとジェイ・zが、桁外れのお金持ちであることは誰もが知っているはず。その理由として、二人の輝かしい音楽のキャリアが真っ先に思いつくけれど、実はそれだけではないのをご存知でしょうか?

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