第62回グラミー賞の授賞式がLAで1月26日(現地時間)に開催され、「最優秀スポークン・ワード・アルバム賞」にミシェル・オバマ前米大統領夫人の回顧録『マイ・ストーリー(原題BECOMING)』のオーディオブックが選出された。
ミシェル前大統領夫人のこのオーディオブックが出版されたのは、2018年11月。前ファーストレディーはそのなかで、娘のマリアとサーシャがどれほど貴重な存在であるかについて語っている。
また、“正式には仕事ではない” ファーストレディーとしての仕事や、それがいかに自身の気持ちを「高揚させるものであり、縮みこませるものでもあったか」などについても述べている。ときにはこうした相反する気持ちを、同時に味わうこともあったという。
今回の受賞は事前に発表されていたことから、残念ながらミシェル夫人は授賞式には登場しなかった。
また、同賞には今回、ビースティ・ボーイズ(『Beastie Boys Book』)、ジョン・ウォーターズ(『Mr. Know-It-All』)、セコウ・アンドリュース(『Sekou Andrews & The String Theory』)、エリック・アレクサンドラキス(『I.V. Catatonia: 20 Years as a Two-Time Cancer Survivor』)がノミネートされていた。
いまだ高い人気を誇るオバマ前大統領夫妻。ワシントン・スミソニアン博物館の国立肖像画美術館に展示されている2人の公式肖像画は来年、国内5都市の美術館で公開されることになっている。少し前にはミシェル夫人の誕生日を祝って撮影したという夫妻の写真が話題を呼んだばかり。公私ともに輝き続けるミシェル夫人のさらなる活躍から目が離せない!
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