2010年頃から交際と破局を繰り返してきたセレーナ・ゴメスとジャスティン・ビーバー。2018年の最後の破局からおよそ2カ月後に、ジャスティンはヘイリー・ビーバー(旧姓ボールドウィン)と復縁し、スピード結婚を果たしたことで話題に。その間、沈黙を貫いてきたセレーナだったけれど、ついに新曲で胸の内を明かしているのではと言われている。

セレーナが新たに発表したのは「Lose You To Love Me」というバラード曲。YouTubeに投稿された動画には本人のコメントも添えてあり、「この曲は前アルバムから今までの人生で起きた出来事にインスパイアされています。多くの場合、自分自身の発見は、傷を経て行われることだと思う。だからみんなも共感してくれると思い、発表することにしたの。暗闇から出てきたときには強くなっていることを知ってほしいし、希望を持ってほしいわ」と綴られている。

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Selena Gomez - Lose You To Love Me (Official Music Video)
Selena Gomez - Lose You To Love Me (Official Music Video) thumnail
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「自分を愛するためにあなたを失う必要があった」とタイトルづけられた同曲の中には、ジャスティンとの恋愛を連想させる歌詞が散りばめられている。たとえば冒頭では、 恋人からの扱いで傷ついた女性の心情を歌っているよう。

「叶えようのない約束に私は騙された/私はいつもあなたを一番に考え、あなたはそれを受け入れた/私の森に火を放って、燃えていくことをあなたは許した」

また、歌詞には「Purpose(パーパス)」という単語が使われており、これがジャスティンが過去に発表したアルバム名と同じであること、そして同アルバムにはセレーナについて歌った曲が数曲収録されていることをジャスティン本人が認めていることから、彼に宛てたメッセージなのではと言われている。

「良くないと気づいていたのに見ないふりをした/バラ色の世界は歪み/私のパーパスは燃えてしまった」
「2カ月で私の代わりを見つけた/いとも簡単に/私が悪いと思い込ませた」

同曲で繰り返されているのが「自分を愛するために、あなたと離れる必要があった」という一節。最後には「この物語はここで終わり」、「私たちにさようなら」と結ばれており、完全にこの関係が終わったことを告げている。

そして「Lose You To Love Me」の発表の翌日には、さらに新曲「Look At Her Now」を発表したセレーナ。「今の彼女を見て」を意味するこの曲は、失恋した女性が傷つくも強くなり、「ほら見て」と歌っているアップテンポなナンバーだ。

歌詞には「彼女の初恋の相手だった/彼にとってもそうだった、新たな女性を見つけるまでは/彼女がそれを知ってしまった時は人を信頼できなくなった」とあり、こちらもジャスティンとの恋愛を連想してしまうファンは少なくないよう。一方でこの曲は、すべてを乗り越えて強く前向きになった女性のことを歌っており、ミュージックビデオではセレーナが力強いダンスを披露。

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Selena Gomez - Look At Her Now (Official Music Video)
Selena Gomez - Look At Her Now (Official Music Video) thumnail
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「もちろん悲しかった/でも銃弾を避けられてよかった/立ち直るのに数年かかった/でも今の彼女を見て」という歌詞が印象的。

ジャスティンとヘイリーの結婚後もセレーナとの復縁を望んでいた一部のファンたちの中にも、今回の新曲発表によってようやく現実を受け入れられた人もいるよう。

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「セレーナとジャスティンは正式に破局したんだね」

これまで明かされていなかったセレーナの心境を、楽曲というアートを通してファンに伝えたセレーナ。失恋を乗り越え、よりパワフルになって帰ってきたセレーナに一安心している人も少なくないはず。