ドラマ『glee/グリー』や『スクリーム・クイーンズ』などの代表作を持つ女優のリア・ミシェル(33歳)。かなりの健康志向であることでも知られている彼女は、SNSでも健康に関するトピックを投稿することが多く、さらにウエルネス関連の情報番組で司会に抜擢されるほど。そんなリアが、数年前から抱えてきた病について告白した。

8歳で役者の道へ進み、芸歴25年を迎えたリア・ミシェル。<Health誌>のインタビューによれば、現在33歳の彼女が「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」という排卵障害の一種と診断されたのは、ちょうど30歳の誕生日を迎えた頃。

10代の頃からニキビができやすく、(日本では未認可の)難治性ニキビ治療薬を何度も試したというリア。避妊薬を服用するようになって症状は治まったものの、30歳になる前に身体をデトックスしたいという思いから、服薬を断つことに。すると再び肌荒れが始まり、さらに体重も増えてきたことから病院へ。そうして「PCOS」の診断が下ったリアは、現在食事で症状をコントロールしているとのこと。

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「素晴らしい医師に診てもらったの。PCOSだと言われて、すべて納得した。現在は食事を通して(症状を)コントロールできてるよ。でも、私はラッキーだったと思う。世の中にはもっと深刻な病状の女性が大勢いる中で、私のはそこまで重篤ではないから。私がこれまでこのことを話さなかった理由はそこなの。もっと辛い思いをしている女性が多くいるからよ」

また、PCOSの症状である体重増加は、リア曰く「30代になって代謝が落ちた」ことと重なってより顕著に現れたとか。手に負えなくなったと感じた彼女は、意識してエクササイズをするように。

「年齢的なことと、PCOS、そして踊る仕事(グリー)が終わったいうことが重なったから、ワークアウトをしなくちゃならないと思ったの。それで、ソウルサイクルやヨガなど、スピリチュアルな側面もあるエクササイズを取り入れているわ」

病と共に生きながらも、「今が人生で最も健康」だと前向きに捉えているリア。

「健康を意識し始めたのは、『グリー』を撮影していた時期。毎日8杯もコーヒーを飲むのは身体に良くないと実感したから。夜食も、食べている時は満たされても、食べた1時間後には余計に疲れちゃうってことにも気づいたの。それから食生活を改めてセルフケアを徹底することで、自分のパフォーマンスが向上することも分かってきた」
「今はこれまでの人生で一番健康だと感じているわ。細いっていう意味じゃなくてね。今より痩せていた時期もあったけど、決して健康的ではなかったから。最近は、肉体的にも精神的にも、今までにないくらい健康なの」

PCOSを患う他の女性に配慮しながらも、自身の病気を告白したリア。そんな彼女の近い将来の目標は料理本を出し、「子どもを10人くらい産むこと」だという。