映画ファンが心待ちにしている「第92回アカデミー賞授賞式」が、いよいよ2月9日(現地時間)に開催! 気になる結果発表に先がけて、主演女優賞にノミネートされた名優たちの出演作を「Hearst Contents Hub」がプレイバック。未見作は、絶対チェックしておいて♡
『ロスト・マネー 偽りの報酬』(2018)
シンシア・エリヴォ
『ハリエット』(3月27日公開)でタイトルロールを演じ、高い評価を得て主演女優賞ノミネートを果たした、舞台出身のシンシア。2018年に出演した『ロスト・マネー 偽りの報酬』では、銀行強盗に失敗して命を落とした4人の犯罪者の、残された妻の1人、ベル(写真右)に扮した。
亡き夫たちのやり残した仕事を成し遂げようとチームを結成した、妻たちの運命を見届けて!
『ホテル・エルロワイヤル』(2018)
シンシア・エリヴォ
クリス・ヘムズワース、ジェフ・ブリッジズ、ダコタ・ジョンソンら豪華キャスト共演の、クライムサスペンス。アメリカのさびれた土地に立つホテル「エルロワイヤル」に集まった、怪しげな7人のワケアリ男女。実は彼らは皆、大きな秘密を抱えており…?
シンシアは歌手のダーリーン役で登場。スクリーンへの登場経験がまだ少ない彼女だが、今後はトム・ホランドらと共演するSF『Chaos Walking(原題)』などが公開を控えているそう!
『ゴーストワールド』(2001)
スカーレット・ヨハンソン
ノア・バームバック監督のNetflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』でノミネートされたスカヨハ。カルトな人気を誇る青春物語『ゴーストワールド』は、スカヨハ初心者にピッタリの作品に!
高校卒業後も進路を決めず、毎日フラフラしている幼なじみのイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット)はある日、新聞の出会い系広告を通じて中年男シーモア(スティーヴ・ブシェミ)に出会うが…?
『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)
スカーレット・ヨハンソン
ソフィア・コッポラ監督作。CM撮影のため東京にやってきたハリウッド俳優ボブ(ビル・マーレイ)と、カメラマンの夫に同行して同じく東京にやってきたシャーロット(スカーレット)。異国の街で出会った二人の交流が淡々と描かれている。
今作でアカデミー脚本賞を受賞したスカーレットは、スターダムを駆け上がる!
『her/世界でひとつの彼女』(2013)
スカーレット・ヨハンソン
アカデミー賞5部門ノミネート、脚本賞受賞の近未来ラブストーリー。妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ、悲しみに暮れる代筆ライターのセオドア(ホアキン・フェニックス)。ある日彼は、人工知能型OSサマンサ(スカーレット)の存在を知り、次第に実体のない彼女に魅力を感じ始めてしまう。
スカーレットは声のみの出演ながら、抜群の存在感を発揮!
『つぐない』(2007)
シアーシャ・ローナン
若手実力派トップのシアーシャは、グレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(3月27公開)で4姉妹の次女ジョーを熱演。
わずか13歳で英米のアカデミー助演女優賞にノミネートされた『つぐない』(2007)では、嫉妬と勘違いから悲劇を巻き起こしてしまう、多感な少女ブライオニーに扮している。その立派な女優ぶりに感服させられるはず♡
『ブルックリン』(2015)
シアーシャ・ローナン
1950年代初頭、アイルランドの田舎町の少女エイリシュ(シアーシャ)は、優しい姉ローズ(フィオナ・グラスコット)の計らいで、NYに行くチャンスを得る。大都会での生活に戸惑いホームシックに陥る彼女だったが、学ぶ喜びや、イタリア系移民の青年トニー(エモリー・コーエン)との出会いにより、少しずつ自分らしさを取り戻す。だがそんなある日、故郷からある知らせが届き…?
今作でシアーシャは、アカデミー主演女優賞にノミネート。
『レディ・バード』(2017)
シアーシャ・ローナン
アカデミー賞では主演女優賞を含む6部門でノミネートを果たした、グレタ・ガーウィグによるスマッシュヒット青春劇。自らを"レディ・バード"と呼び、カリフォルニア州サクラメントの田舎から抜け出すことを夢見る、17歳の女子高生クリスティン(シアーシャ)が、恋や友情、将来について悩み揺れ動く様子が描かれている。
イケメン俳優ティモシー・シャラメとのかけあいは、今作や、『ストーリー・オブ・マイライフ~』でも堪能できるはず♡
『モンスター』(2003)
シャーリーズ・セロン
アメリカを震撼させたセクハラ事件をベースにした、最新主演作『スキャンダル』(2月21日公開)では、実在するキャスターのメーガン・ケリーに特殊メイクでなりきり、公開前から話題に!
女性連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの実話を映画化した代表作『モンスター』でも、13キロの増量と特殊メイクを施し、驚愕の変貌ぶりでアカデミー主演女優賞受賞に輝いた。監督は『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス。
『スタンドアップ』(2005)
シャーリーズ・セロン
夫のDVに耐えかね、子どもを連れて故郷ミネソタに戻ったジョージー(シャーリーズ)。両親からの支持も得られず、我が子を養うため地元の炭鉱で働くことを決めるが、男だらけの職場で彼女を待っていたのは、壮絶なハラスメントだった…。
こちらも実際に起きた、集団訴訟事件を題材にした人間ドラマとなっている。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)
シャーリーズ・セロン
世界の大半が荒野と化し、法も秩序も崩壊した未来。さすらい人のマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を支配する邪悪な軍団に捕らえられるが、自由を求める女戦士フュリオサ(シャーリーズ)たち一行と出会い、その逃避行に加わることに。
主役と見紛う大活躍を見せるフュリオサの、映画史に残る女傑ぶりは必見! ヒットシリーズ『マッドマックス』(1979)の第4作だが、本作のみ観ても問題なく楽しめるのでご安心を。
『ベティ・サイズモア』(2000)
レネー・ゼルウィガー
『ジュディ 虹の彼方に』(3月6日公開)で、往年のミュージカル大女優、ジュディ・ガーランドになりきり高評価を得たレネー。
犯罪コメディ『ベティ・サイズモア』では、主人公ベティを演じてゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞。ろくでなしの夫デル(アーロン・エッカート)に泣かされる日々を送るベティの唯一の心の支えは、昼ドラを観ること。だがある日、目の前でデルが殺されてしまい、彼女はショックのあまり自分をドラマの登場人物だと思い込んでしまう…。
『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)
レネー・ゼルウィガー
世界的ベストセラーを映画化したラブコメ『ブリジット・ジョーンズの日記』では、等身大の女性を演じて幅広い共感を呼び、コメディエンヌとしての実力をさらに発揮。トップ女優の仲間入りを果たした。
何をやってもうまくいかないブリジット(レネー)が悪戦苦闘しつつも前向きに生きる姿が、実に愛らしい名作に。同じく大ヒットした続編2本もチェックして♡
『シカゴ』(2002)
レネー・ゼルウィガー
舞台は1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシー(レネー)は、自分を騙した愛人を射殺して刑務所送りになるが、そこで偶然、憧れの存在ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と出会う。ロキシーはマスコミを利用してスターになろうと画策、ヴェルマを凌ぐ人気を得るが…?
ブロードウェイの超有名ミュージカルをロブ・マーシャル監督が映画化した、アカデミー作品賞受賞作となっている。
Text:Hearst Contents Hub