『アベンジャーズ』シリーズや『マリッジ・ストーリー』など、数々の名作に出演する俳優のスカーレット・ヨハンソン(38歳)。2018年と2019年にアメリカの経済紙<フォーブス>が発表する世界で最も稼いだ女優に輝き、様々な映画賞も受賞している彼女ですが、プライベートではこれまで3度の結婚を経験しています。
そんな彼女は先週、友人のグウィネス・パルトローのポッドキャスト番組『Goop』に出演し、自身の結婚について振り返りました。
番組内でグウィネスに「(結婚を)2回したの?」と尋ねられたスカーレットは、「3回」とすかさず返答。 それから、これまであまり口にしてこなかった最初の結婚相手である、俳優のライアン・レイノルズについて語りはじめました。
「私たちはあまり長く結婚していませんでした。でも私が『アイアンマン』に出演したか何かで、初めてあなた(グウィネス)に会ったとき、すでに結婚していました」
そして「我が家はライアン・レイノルズが大好きなの」というグウィネスに対し、笑いながら「彼はいい人なの」と答えたスカーレット。
スカーレットは、2008年にライアンと結婚し、2011年に離婚。2014年にはフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと再婚し、現夫であるアメリカのテレビ番組『サタデーナイトライブ』の脚本家でコメディアンのコリン・ジョストと2020年に再々婚しました。
同番組で昔と今とでは結婚に対する考え方がかなり変わったことを明かし、過去の結婚やこれまでの長期的な交際から学んだことを語りました。
「私が気づいたことのひとつは、相手と交際関係を築くのに、絶対譲れないものがあるということ。それが私にとっては、相手と感情や思いを『共有する』ことでした。『ああ、私にとって本当に重要なのは、人の気持ちを思いやれる人と一緒にいることなんだ』となかなか自覚できませんでしたが、それが私の結婚になければならないものでした」
パートナーと長く関係を続けるのには、「自分にとって交際に必要な、譲れないものが何なのかを理解することは必須」と語ったスカーレット。
また彼女は、若い頃はきっと今の夫のコリンとの関係性を築く準備ができていなかっただろうと言い、それは「自分自身のバウンダリー(心の境界線)を設定することに抵抗があったから」とも付け加えました。
「私は、自分が相手に何を求め、何を必要としているのか分からなかったんです」
最終的に一歩引いて、それが何であるかを理解し、自身を尊重することができたというスカーレット。彼女の言う通り、自分を理解することはパートナーと良い関係を保つのに必要なことなのかもしれませんね。