賛否両論!18人のセレブが語る「ボトックスあれこれ」
セレブ界では人気のようだけど…
ハル・ベリー
ボトックス注射を行うかどうかは、あくまで「個人の選択」と考えているハル。<InStyle>の取材に対し「自分で考え、決めること」と語っています。
「(施術の)賛否について、とやかく言うつもりはないんです。でも若者がボトックス注射を行うことには賛成できません」
エマ・ワトソン
<Harper's BAZAAR>のインタビューで、ハリウッド女優が感じるプレッシャーを告白したエマ。
「ハリウッドにいると、美貌や体型を維持するためのあれこれで、頭がいっぱいになります。1日4時間はワークアウトしなきゃとか、口にするものすべてのカロリーを計算しなきゃとか、まだ22歳なのにボトックス注射をするとかね。自分がどう見られているかにとらわれてしまうと、気が狂ってしまいそう! そんなことばかり考えていたら、自分を見失ってしまうわ」
ソフィア・ベルガラ
2014年に掲載された<InStyle>のインタビューで、ソフィアはボトックス注射について下記のように答えています。
「(ボトックス注射をすることで)ハッピーになれて自分に自信がもてるなら、それでいいのでは? でも施術を受ける前にリサーチすることは大切です。肌が生き生きすることはあっても、肌そのものが若返るわけではないんです。私だって老けたくはないけれど、どうすることもできないでしょ? 歳をとることは自然なこと。だから上品に歳を重ねたいと思っているわ」
シンディ・クロフォード
「私は自分に嘘をつかないようにしています。ある程度の年齢を過ぎると、美容クリームで肌の質感は改善するけど、それだけです。弾力性を回復したければ、ビタミン注射、ボトックス、コラーゲンといったものに頼るしかないのです」と、<InStyle>に正直な意見を語ったシンディ。
「私はとてもシンプルで健康的な生活を送っています。水をたっぷり飲み、食べ物に気を付け、エクササイズを欠かしません。こうしたヘルシーな生活が奇跡を起こすこともありますが、私自身が美しい肌を維持できているのは、美容整形外科医のおかげです」
パメラ・アンダーソン
<People>の取材に対し、「私は年々若返っている気がするわ」と語ったパメラ。
「ボトックス注射は最後の最後までやらなかったのだけど、ついに試してみたわ。目がくぼんでいるように感じて、まるで私ではないみたいに感じていたから。美容整形にそれほど興味はないけれど、でもほんの少しメンテナンスすることは悪いことじゃない。自分自身を元気づけることにもつながると思う。でも美容整形に取りつかれ、やりすぎてしまっている人がいるのも確かね」
ナオミ・ワッツ
ナオミは<New Beauty>に、ボトックス注射についての複雑な気持ちを吐露しています。
「私自身はボトックスをやるのはちょっと…と思っているのだけど、『絶対しない』という選択も難しいことだと思います。(美容について)何らかのメンテナンスは必要だと思うから。だから他人が(美容整形を)受けることについて、私がジャッジすることはありえません」
「もちろん私も美しくありたいと思うけれど、年齢相応の役を演じることもあるし、演じたい役柄は『何かを乗り越えてきたキャラクター』であることが多いのです。自分自身の顔とうまく付き合い、役を演じて物語を伝えなくてはなりません。でも、将来的に(ボトックス注射を)絶対にやらないかどうかはわからないわ」
キャメロン・ディアス
「どうしたら気分良く暮らせるかは人によって違うもの。だから私は何もジャッジできないの」と語った上で、(ボトックス注射のような)美容整形術を受けたい人の気持ちも理解すべきと言うキャメロン。「美容整形は、気持ちよく生きる手助けをしてくれるもの」と、自身の著書『The Longevirty Book(長寿の本/原題訳)』でも述べています。
「気分がよくなるのであれば、(美容整形を受けた)効果があったといえるでしょう。私はそれでいいと思うんです。たっぷり昼寝した後のように元気に見えたり、昨日より少しだけでも若返ったような効果は期待できますから」
ジュリア・ロバーツ
「私は子どもたちに、自分のありのままの気持ちを伝えたいと思っています。私が怒っているとか、嬉しいとか、混乱しているとかね」と<ELLE>に語ったジュリア。彼女はナチュラルな表情を大切にしたいよう。
「顔は自分自身の物語を伝えるものであって、美容外科医に作ってもらうものではありません」
コートニー・コックス
ボトックス注射の経験を告白したことがあるコートニーは、美容整形手術について「後悔している」と語っています。
「なんとか若さを保ちたいと必死でした。でも、それは不可能なことなんです。自分の写真を見て『こんなに歳をとってしまった…』と落胆することは誰にでもあるはず。私自身、(美容整形を)試して後悔したことに、もう効果が消滅したことにもあります。いつもベストの状態ではいられないことも、それはそれで悪いことではないんです」
ジュリアン・ムーア
<allure>のインタビューで、ボトックスをはじめとする美容整形について聞かれたジュリアンは「それで美しくなれるとは思わないわ」とピシャリ。
「(美容整形をすると)『何か処置した顔』になってしまうものよ。それが魅力的に見えるとは思えないから」
ニコール・キッドマン
「今までにいろんなことを試したけれど、エクササイズと栄養に気を付けたこと以外には、効果を感じたことはなかったわ」とドイツの雑誌『TV Movie』に語ったニコール。
「実は、私もボトックスを試したことがあります。でもその顔が好きになれなかったの。こういった類の美容整形はもうやらないわ」
グウィネス・パルトロー
グウィネスは「ボトックスは嫌い」と、過去に<コスモポリタン イギリス版>に語ったことが。
「ボトックスが効果的な顔の人もいるでしょう。でもよく見ると、その顔がフェイクに見えてくるはずよ。顔の小さなシミさえも気にし始めると、全部を治療したくなってしまうものなのかも」
サルマ・ハエック
「ボトックスは嫌いよ。特に若い人がやるのは間違いだと思う」と<People>の取材に答えたサルマ。
「(ボトックスは)自分自身の顔を壊してしまうようなものだと、若い女の子に言い続けているの。『若いときに注入すると、一生シワができない』と信じている人がいるけれど、顔は必ずたるんでいくものなんです。(一度ボトックスを注入すると)ずっと続けていかなくてはならないし、量も増えていく。もしどうしても施術したいのであれば、できるだけ歳をとってからやるべきなんです」
アマンダ・セイフライド
アマンダは2016年12月に掲載された<New York>の取材で、「フェイスリフトとボトックスはまったく異なるものだけど、どちらも極端な美容法だと思う」と語っています。
「今、私は30歳(当時。現在は33歳)ですが、もうすぐ31歳になります。こうした美容整形にまだ手を染めたくないんです。それにこうした施術をしている人は、みんな同じ顔に見えるから。施術を重ねるごとに慣れ過ぎてしまい、顔が固まってしまうんです。分厚い唇、細い鼻、タイトなまつ毛――どうしてハリウッドの住人は同じ顔になりたいのかしら?」
ジェニファー・アニストン
<InStyle>によると、ジェニファーはボトックスのような美容整形術を始めてしまうと、顔のバランスが悪くなってしまうと心配しているそう。
「どうして筋肉を委縮させたいの? 顔の筋肉だって、動かさなければ落ちてしまうものなのよ」
キム・カーダシアン
2010年に放送されたテレビ番組『Nightline』に出演したキムは「美容整形には反対なの」と答えています。
「以前、ボトックス注射を試したことがあるけれど、たった1回だけよ」
シャロン・オズボーン
「ボトックス注射好き」を隠さず語っているのは、オジー・オズボーンの妻であるシャロン。自身の番組『シャロン・オズボーン・ショー』の中で、ボトックス注射を受けたことを告白し、「美容整形の中でもっとも素晴らしい施術」と称賛したんだとか。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子