イギリス・カーディフ出身のジャズミン・デイさんは、モデルとして活躍している女性。「自尊心がとても低く、悲しい子ども時代を過ごしてきた」と話す彼女が、自信を取り戻すまでのストーリーとは――。

10代の頃にうつ病と診断され、暴飲暴食を繰り返した経験もあるというジャズミンさん。会計士を目指して勉強していたものの、それがさらなるストレスになってしまったこともあったという

「毎日が本当に苦しかった。生きることが辛くて、自分が存在し続けるだけで日々精一杯でした。情熱や興味、趣味がなく、本当に迷っている状態だったんです」

2017年、知人から投げかけられた容姿に関する批判に傷ついたという彼女。しかしその言葉がきっかけとなり、自分のライフスタイルを変えることを決意したそう。

それからはジムに通ったり、甘いものを控えたり、野菜を多く摂ったり、少しずつ努力をするように。その結果、4年間で体型は変わり、ジャズミンさんは自分に自信を取り戻したのだとか。

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▲以前のジャズミンさん(左)

その後も憧れていたスタイルを追求するようになり、約470万円を費やし、2度の豊胸手術とお尻の整形手術を受けたそう。当時についてジャズミンさんはこう振り返り。

「私は自分の体が嫌いでした。多くの人から『厚みがある』、『大柄な女』と言われていて体型にも不満があったし、自分にセクシーさを感じたことがなかったんです。2017年にようやく自分の望む姿に変わり始め、やっと見た目に誇りを持てるようになりました」

こうしてモデルへの道を切り拓いていったジャズミンさんだけれど、SNSを通じて整形手術に否定的なコメントや卑猥なメッセージが送られてくることもあるという。

「私は自分自身のために豊胸手術やヒップのリフトアップをしているんです。SNS上の見知らぬ人にアピールするためではなく、自分を幸せにするために大きな胸が欲しかっただけ」
「私がクレイジーであると言ったり、これほど多くの整形手術を受けたことを非難したりする人もいます。でも私にとってこの変身は、心の支えになっているんです。最終的にどんな姿になりたいかというイメージはずっと持っていて、手術が必要なことも分かっていました」
「私はこの過程のなかで、自分のこれまで知らなかった面を学びました。だからみなさんにも内なる自分を恐れずに、成長していく自分を受け入れてほしいです」

賛否両論あるなかでも、自分の目標を実現するための選択をとったジャズミンさん。現在も彼女のSNSには様々なコメントが寄せられている。