顔の印象を大きく左右する目元。目の下の膨らみや浮腫みが気になる人の多くは、「クマのように見える」「疲れた印象になる」などといった悩みを抱えているのではないでしょうか。

実は、目の下の皮膚は、体のどの皮膚と比べても10倍ほど薄いと言われています。そのため、最も刺激を受けやすく、変化が表れやすい部分とも言えるとのこと。

そこで本記事では、目の下の膨らみや浮腫みの原因と改善策、アイクリームの選び方などを専門家たちの解説とともに紐解きます。


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目の下の膨らみや浮腫みの一般的な原因

眼科および眼形成の専門家ダニエル・エズラ先生によると、目の下の膨らみや浮腫みの原因は、アレルギー、ストレス、疲労、遺伝、老化などといった多くの要因が関与しているとのこと。

「年齢を重ねるにつれて、肌が薄くなり、顔の脂肪が減るので、加齢とともに気になるようになるのかもしれません」

目の下の膨らみや浮腫みの改善策

では、そもそも目の下の膨らみや浮腫みは改善できるのでしょうか?

エズラ先生いわく「時間はかかるものの、日々の努力次第では改善可能」なんだとか!

枕の高さを変える

「美しさは良い睡眠から」と言うように、肌にとって十分な睡眠を確保することは非常に重要。しかし、それならば何故、寝起きは目の膨らみが悪化し、腫れたように見えるのでしょう。

しっかりと睡眠がとれた日は、 リンパの流れが良くなり、目の下のクマを改善することはできます」と説明するのは、「SkinHealthAlliance」および「Olay」の皮膚科医であるティビ・マルサップ先生。

しかし、クマは改善されたとしても、目の下の膨らみや浮腫みは避けては通れないよう。

「睡眠中は瞬きをしませんよね。これにより、水分が一時的に蓄積されてしまい、起床時はまぶたが腫れてしまうのです」

改善策としてマルサップ先生が推奨しているのは、枕を追加して頭の高さを変えること。体内に貯留された膿瘍や貯留液を体外に排出しやすくなり、目の膨らみや浮腫みを緩和できるとのこと!

適切なアイクリームを使う

続けて、 眼窩の骨に沿って、内側から外側に少しずつ位置を変えながら、優しくアイクリームを塗布することで、リンパの流れを改善し、目の下の膨らみや浮腫みを緩和できると説明。

高品質なアイクリームの多くは、抗炎症の有効成分や、目元の肌を引き締め、サポートする成分が含まれています。特に、コラーゲンの産生を促す「ペプチド」などの有効成分が含まれている製品がオススメなんだとか。

枕の高さを変えたり、適切なアイクリームを使用したり…血行を促してしっかりと保湿することで、引き締まった目元が叶うのかもしれませんね。

※この翻訳は抄訳です。
Translation:YUUMI IKEUCHI
COSMOPOLITAN UK