引き続き、高い関心を集めているセルフケア。その方法の1つ、たとえば週末の夜に楽しむアロマバスは、心地よい香りで心身を癒やし、自宅にいながらまるでスパにいるかのような気分にさせてくれます。
お風呂での使い方や香りの選び方など、心を落ち着かせてくれるアロマバスをより効果的に楽しむ方法について、アロマセラピーの専門家であるジンジャー・レイブンクロフトさんに、いくつかのヒントを教えてもらいました。
【INDEX】
- オイルはブレンドしてから使用しよう
- お湯をためている間に滴下
- 肌に塗ってから入浴する方法も
- バスタブ掃除のヒント
- いくつかのオイルには注意が必要
- 効能別のおすすめオイル
- ストレスを解消する
- 気分を高める
- 筋肉を緩める
- 鼻づまりを解消する
オイルはブレンドしてから使用しよう
エッセンシャルオイルは、ボトルから直接お湯に垂らさないこと。油が付着した鍋を洗うのが大変なことからも明らかなように、油と水は混ざらないため、エッセンシャルオイルが直接肌に付き、刺激を与えてしまう可能性も。
エッセンシャルオイルはまず、キャリアオイルとして使用できる肌に優しいオイルに数滴たらし、混ぜてからお湯に入れること。
キャリアオイルとして人気があるのは、ココナッツオイルやオリーブオイル、サンフラワーオイル、そして、ジンジャーさんが特にお気に入りだというホホバオイルなど。
使用する量は、キャリアオイル15ミリリットルに、エッセンシャルオイル25滴が基本。ただ、香りの強さの好みに合わせ、エッセンシャルオイルの量は変えてもOK。
また、すでにキャリアオイルとブレンドした形で販売されているものもあり、気に入ったものがあればそれを使用するのもおすすめとのこと。
お湯をためている間に滴下
ジンジャーさんによると、お湯をためている間にブレンドしたオイルをバスタブに入れるのがおすすめの方法。オイルがお湯とよく混ざるほか、バスルーム全体に香りが広がるのを助けてくれるからだそう。
また、このブレンドしたオイルをエプソムソルトやヒマラヤシーソルトに混ぜ、それをバスタブに張ったお湯に溶かすのも、ぜひ試してみたい方法。
肌に塗ってから入浴する方法も
オイルを無駄にしないためにも、そしてより高い効果を得るためにも試してみて欲しいのが、ブレンドしたオイルを直接体に塗ってから、お湯につかるという方法。
ジンジャーさんによると、こうすることでエッセンシャルオイルの香りをより深く吸い込むことができるほか、より多くのオイルを肌に浸透させることができるそう。
ただし、この方法を行うときには、その前日に好みのブレンドオイルでパッチテスト(腕の内側に1円玉ほどの大きさでオイルを塗り、反応がないか確認)をしておくこと。
バスタブ掃除のヒント
アロマバスを楽しんだ後、表面に油分が残っていると、バスタブはかなり滑りやすい状態に。お掃除を簡単にするためのひとつの方法としては、アーモンドオイルやグレープシードオイルなど、ベタつきが気にならないキャリアオイルを使うこと。
シーソルトや重曹を付けてこすり、しっかりすすげば、油分は簡単に洗い流すことができます。
いくつかのオイルには注意が必要
ほとんどのエッセンシャルオイルは、アロマバスに使用するのに適しています。ただ、シトラス系のものだけは注意が必要だそう。ジンジャーさんは、「シトラス系のオイルは肌の感光性を高めます。ですから、使用してから72時間は日光に当たらないようにする必要があります」と説明。
シトラス系のエッセンシャルオイルが付いた部分は、たとえ日焼け止めを塗ったとしてもシミができてしまう可能性があるそうなので、要注意。
効能別のおすすめオイル
以下、アロマバスにおすすめのエッセンシャルオイルを効能別にご紹介。
ストレスを解消する
気分を高める
- ローズ
- サンダルウッド
- ジャスミン
- フランキンセンス
筋肉を緩める
- ウィンターグリーン
- レモングラス
- ヒノキ
鼻づまりを解消する
- ユーカリ
- ペパーミント
- ローズマリー
好みのオイルを見つけて、ぜひ癒やしのバスタイムを過ごしてみてはいかが?
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。